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カレーライフ
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カレーライフ
¥220
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商品レビュー
4.3
26件のお客様レビュー
うるっときてしまった。カレー好き必読の書。 ミステリ要素もあり、青春要素もあり、冒険小説でもあり。 旅先の風景がとてもリアルでひきこまれた。 主人公と一緒に悩んで、一緒に前を向いて進んできた、そんな清々しい気分。
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「イン・ザ・ルーツ」に続いて2作目の竹内作品。共通項の多い2作である、祖父をめぐってルーツを探るであったり、ジャズであったり、兄弟や従兄がウダウダしたりと、物語の構成もそうだけど、リズムやテンポも単行本で2段組み500Pって分量も実によく似ている。いわばこういうのが竹内真ブシってことになるんだろうか。 本作の方が書かれた時期が早い分、「イン・ザ・ルーツ」より小説の出来としては荒っぽい。しかし、熱量がダイレクトに伝わってくるからか、余計な部分で心が動くのである。 読んでいて「もっと続きが読みたい」という欲求よりも「カレー食いたい」欲求がイヤ増す。 丁度この本を読んでいる時風邪をひいていて食欲がなかったんで、心はカレーを求めても身体は拒否りよったから、ウコンの力呑んだった。 それぐらい、カレーが食いたくなるのである。小説を読んでいて、出てくる料理を食いたくなるのは良くある話(スペンサーでドーナッツとか鬼平でしゃも鍋とか)だが、そういう部分のボリュームをいきなりマックスにされてしまったような。 カレー欲刺激小説、今度家でカレーを作る時はおもいっきり冒険してやろうと思っている。
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祖父の亡くなったところに居合わせた従兄弟5人が、幼い頃に一緒にカレー屋さんをやろうという約束を、主人公の父の死をきっかけに叶えていく青春ストーリー。 自分のルーツ、カレーと祖父、父との関わりを探すべく従兄弟を探して自転車で富士山へ、アメリカへ、インドへ、沖縄へ…。 ボリュームが多...
祖父の亡くなったところに居合わせた従兄弟5人が、幼い頃に一緒にカレー屋さんをやろうという約束を、主人公の父の死をきっかけに叶えていく青春ストーリー。 自分のルーツ、カレーと祖父、父との関わりを探すべく従兄弟を探して自転車で富士山へ、アメリカへ、インドへ、沖縄へ…。 ボリュームが多いのですが、カレーに関する豆知識も多く、楽しく読めます。 主人公を軸に従兄弟がそれぞれに過ごした日々を振り返り、スキルを持ち寄ってラストへ。読後感はすっきりです。
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