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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2001/10/10 |
JAN | 9784344001213 |
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最後の家族
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最後の家族
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商品レビュー
3.9
40件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
引きこもりの息子、母、父、妹 それぞれの目線で物語が展開して行く 後半に出て来る弁護士さんの言葉が心に刺さる 「女性を救いたいというのは、DVの第一歩」 「救われたことがない。自分でそうおもっている人は、あなたみたいに、正直になれない」 「親しい人の自立は、その近くにいる人を救う」 自分が母なので母の視点で読んでしまうが、昭子が自立した事で秀樹が救われて良かった 父、秀吉はあまり好きではないが、解雇が決まってから何とか家や学費を残したいと頑張っている姿が可哀想で見ていられない 早く家族に打ち明けて楽になって欲しいと思う 子供達が家を出た後の喪失感、凄く良くわかる 「喪失感は、離れていった大切な人間の記憶を、心のどの場所に仕舞っておくかを決めるために必要」 と言う言葉が心に残った 秀吉も会社が順調だったら、知美の大学に行かず結婚もしない相手とイタリアに行くなんて許せなかっただろうと思うし、結果皆んな良い方に進んで良かった ただ、カウアイ島への不倫旅行の部分は必要だったかは疑問(笑)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ある家族の話。 父 : 秀吉 母 : 昭子 長男 : 秀樹 長女 : 知美 の4人家族。 引きこもりの秀樹、その秀樹を治そうとする昭子、家族はいつも一緒に食事をするべきだと思っている秀吉、大学進学を控え自分が何がしたいかを悩みながらも家族を見ている知美。 時系列によって重なりながらそれぞれの視点で物語がすすんでいく。同じ事をそれぞれがその時間を語り継ぐのだが、それぞれの視点や心の動きがそれぞれから同じ時間をなぞるので、家族の葛藤やすれ違いなど、様々な人間模様が浮かび上がってくる。 家族であり、それぞれを思いやったり不満を持ったりするのだが、それぞれが自立することによってこの家族がそれぞれに旅立っていく。 結末は読んでいただきたい。
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最後の家族 - bookworm's digest http://tacbook.hatenablog.com/entry/2014/09/28/153430
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