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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 草思社 |
発売年月日 | 2000/10/02 |
JAN | 9784794210050 |
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銃・病原菌・鉄(上巻)
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銃・病原菌・鉄(上巻)
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商品レビュー
4.2
227件のお客様レビュー
# 家畜・食物・病原菌と人間の歴史考察 ## 面白かったところ * 動物や食物が自然界には数多に存在しているが、人間が食べられたり家畜として獲得できたものは少ないという事実を、歴史的考察を踏まえながら論じている点 * 病原菌が人類史に齎した影響を知れること ## 微妙だった...
# 家畜・食物・病原菌と人間の歴史考察 ## 面白かったところ * 動物や食物が自然界には数多に存在しているが、人間が食べられたり家畜として獲得できたものは少ないという事実を、歴史的考察を踏まえながら論じている点 * 病原菌が人類史に齎した影響を知れること ## 微妙だったところ * 特になし ## 感想 サピエンス全史ばりに読みたかったシリーズ。ようやく前巻を読み終えた。 コロナ発生した理由は兎も角、病原菌と人類に歴史や向き合い方を知りたかった目的はざっくり果たされた。 その歴史には、狩猟時代や農耕時代の対比は欠かせないし、家畜や食物の話も切っては切れない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
西村ひろゆきの推薦図書ということで、人間社会の成り立ちにも以前から興味があったというのもあったので読んでみた。 本書のテーマは「なぜ欧米の白人たちの社会は世界の富を独占的に持ち、その他の地域や民族は持つことができなかったのか」という誰でも一度は考えたことがあるであろう素朴な疑問である。 これに対する本書の答えは「アメリカ大陸やアフリカ大陸は南北に縦に長い大陸であるのに対し、ユーラシア大陸は東西に横長な大陸だからである」ということだ。 なぜそうなのかは本書に詳しいが、端的に言えば「ユーラシア大陸のように横長に展開している大陸は地理的環境や生態的環境が似通っているため食料生産や技術の発展、伝播に有利であった」ということである。 同じユーラシア大陸の中でも、なぜ中国などアジアではなくヨーロッパだったのかについては、中国は独裁的な君主が全土を統治していたのに対し、ヨーロッパは様々な国家や君主が統治していたため、多様な政治機構があったのが大きな要因ということだが、実際のところは未だに謎とされている。 本書は上下巻合わせて600ページ以上もあり、難解な内容であるため読み進めるのはかなり大義ではある。 そのため最後まで読破するのはまるで脳みそのフルマラソンのようではあるが、それだけに完走を終えたときの達成感は確かにある。
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2020/1/5読了 大陸間の文明・技術の差は、そこに住む人種の優劣ではなく、その大陸の環境の違いに依るものだという論旨は、約10年前の初読当時は目からウロコの思いだったが、刊行は’97年でなんと20年以上前。この間、異論反論も色々出ているのかもしれない。
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