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俳句的人間・短歌的人間
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俳句的人間・短歌的人間
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
「俳句的人間 短歌的人間」(坪内稔典)を読んだ。ネンテンさんの文章をまとめて読むのは初めてだな。 こういう本は、引いてある作品をを何回も読み直すので時間がかかるんだよね。 いちばん印象深かった一首を引く。 人も馬も渡らぬときの橋の景まこと純粋に橋かかり居る (斉藤史)
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坪内氏は適当な遊び人だと思っていたが、俳句の中で演技していたんだと知った。子規が草花好き、柿好きのイメージを作りあげたように。
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難しいことはわからないけど「俳句は取り合わせ」「作者を消して言葉の風景を作り出す装置」というのが面白かった。「柿と法隆寺」「古池と蛙の水」「菜の花と月・日」。それに対して短歌は七七音の分だけ、もうちょっと作者の顔や感情がのぞく。そうかー。考えたこともなかった。 森鴎外、夏目漱石...
難しいことはわからないけど「俳句は取り合わせ」「作者を消して言葉の風景を作り出す装置」というのが面白かった。「柿と法隆寺」「古池と蛙の水」「菜の花と月・日」。それに対して短歌は七七音の分だけ、もうちょっと作者の顔や感情がのぞく。そうかー。考えたこともなかった。 森鴎外、夏目漱石ももとは俳人歌人。小説「舞姫」「虞美人草」の文体のリズムのよさに初めて気付いた。声に出して読んで気持ちいいリズム。うおーそうかー。全然知らなかった。 正岡子規は手紙やはがきに用事を歌で書きつけていた。「飄亭と鼠骨と虚子と君と我と鄙鮓くはん十四日夕」「十日は発句の会なり九日の朝からきませ茶は買ひてあり」。えーすごい! 面白い! 短歌がものすごく身近なものに感じた。ちょっと自分でもやってみたい。
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