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タマリンドの木 文春文庫

池澤夏樹(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1999/01/07
JAN 9784167561055

タマリンドの木

¥220

商品レビュー

4.1

14件のお客様レビュー

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2010/05/28

池澤夏樹が描く大人の…

池澤夏樹が描く大人の恋愛。自分の立場と相手の立場との間で苦悩しながらも、最終的にじぶんにとって何が本当に大切なものなのかを見極めようとする主人公に胸を打たれた。

文庫OFF

2023/01/01

大人の恋愛小説。 静かに時間は過ぎていて、世界を揺るがすような事件はなくて、でも、2人の世界は大きく様変わりしていく。 短い小説で、映画のようだけども、映像にしたら案外と単調かもしれない。

Posted by ブクログ

2020/03/23

恋愛をきっかけに、どのような社会・価値体系・自然環境・政治環境のなかで誰と生きてゆくのかをゼロから検討することになり、たまたま生まれ慣れ親しんだデフォルトの社会を自ら逸脱する可能性と災害などによって社会が崩壊するかもしれない可能性とを見つめて、静かに決断する男性のお話。縦糸が恋愛...

恋愛をきっかけに、どのような社会・価値体系・自然環境・政治環境のなかで誰と生きてゆくのかをゼロから検討することになり、たまたま生まれ慣れ親しんだデフォルトの社会を自ら逸脱する可能性と災害などによって社会が崩壊するかもしれない可能性とを見つめて、静かに決断する男性のお話。縦糸が恋愛なので読みやすかった。冒頭の難民キャンプで過ごす母子のモノローグが、世界は広いようで地続きですべて繋がっていてあらゆることは対岸の火事ではなくいつ同じようなことが自分や身近な人たちにふりかかるか分からないのですよ、という厳しい現実を影絵のように写し出しているようでした。二人が出会うきっかけを作ることになった同僚と主人公の男性との近過ぎないけれど親しさや分かり合っている感じの関係性も良かったです。少しロマンチックに過ぎる向きもありつつ、大変満足して読了しました。

Posted by ブクログ

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