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東京怪奇地図

森真沙子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 1997/01/30
JAN 9784048730167

東京怪奇地図

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商品レビュー

2.8

4件のお客様レビュー

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2019/02/07

どなたかの感想で「東京ニ十三区女」より、 こちらの方が良かったと書かれてあり、 早速図書館で借りて読む。 東京の街に絡む6つの短編に、 樋口一葉、鶴屋南北、江戸川乱歩、 泉鏡花、永井荷風、芥川龍之介という文豪たちを忍ばせ、 ねっとりした、なんとも言えない妖しい空気感を創り出す。 ...

どなたかの感想で「東京ニ十三区女」より、 こちらの方が良かったと書かれてあり、 早速図書館で借りて読む。 東京の街に絡む6つの短編に、 樋口一葉、鶴屋南北、江戸川乱歩、 泉鏡花、永井荷風、芥川龍之介という文豪たちを忍ばせ、 ねっとりした、なんとも言えない妖しい空気感を創り出す。 怖がらせようとするためだったり、 オチのために作られる文体とは、やはり違う。 抗いきれない人の情念を 短い話の中にしっかりと描かれている。 語られる東京の街に、 私も絡めとられたかように街の息づかいを感じた。

Posted by ブクログ

2016/11/10

東京の下町の現代と過去を、怪奇と文豪をつなぎにして交差させる短編集。 東京下町が好きな人はもっと好きになるかもしれない一冊です。 最後の一編の中井英夫以外は誰でも知る作家ばかりを扱い、下町の昔の姿もテンポよく折り込まれて読者の興味をそそります。 ただ全体的にアイデアありきという印...

東京の下町の現代と過去を、怪奇と文豪をつなぎにして交差させる短編集。 東京下町が好きな人はもっと好きになるかもしれない一冊です。 最後の一編の中井英夫以外は誰でも知る作家ばかりを扱い、下町の昔の姿もテンポよく折り込まれて読者の興味をそそります。 ただ全体的にアイデアありきという印象を受けました。それぞれの短編のキモに、それぞれに特化した優れた作家がすでにいるために物足りなさを感じたのだと思います。 ですが中では、荷風を出した「偏奇館奇譚」は文豪の存在、怪奇、語り手の闇が非常に巧く構成されていて、長編を読んだような手ごたえがありました。 中井英夫のところは、読んでない人はちょっと分からないかもです。

Posted by ブクログ

2008/06/30

208/06/30読破。 ふとした時に、ふとした奇妙な世界に入り込んでしまうことが、ありえるかもしれない。 昔からそんな妄想をした事が数度あったが、勿論、そんなことが無いことはわかっていた。 だが、これを読んだとき、小説の背景があまりにも私に密接していて、本当にあるかもしれない、...

208/06/30読破。 ふとした時に、ふとした奇妙な世界に入り込んでしまうことが、ありえるかもしれない。 昔からそんな妄想をした事が数度あったが、勿論、そんなことが無いことはわかっていた。 だが、これを読んだとき、小説の背景があまりにも私に密接していて、本当にあるかもしれない、ともう一度思うための 切欠を作られた。

Posted by ブクログ

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