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生命の意味論

多田富雄(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1997/02/25
JAN 9784104161010

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生命の意味論

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商品レビュー

3.7

15件のお客様レビュー

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2023/12/12

「免疫の意味論」に続いて読了。 本書も大変良質で専門的な内容だがとても面白く分かりやすい。重要な箇所は何度も繰り返し言及してくれる。自己、非自己、多義性、冗長性、あいまいさ、自己多様化、自己組織化、アポトーシス...刺激的なキーワードに引っ張られてどんどん読み進む。 生命の超シス...

「免疫の意味論」に続いて読了。 本書も大変良質で専門的な内容だがとても面白く分かりやすい。重要な箇所は何度も繰り返し言及してくれる。自己、非自己、多義性、冗長性、あいまいさ、自己多様化、自己組織化、アポトーシス...刺激的なキーワードに引っ張られてどんどん読み進む。 生命の超システムの原理が言語、都市、政治形態、民族、国家、企業大学等組織にも働いているとの説に納得。本来目的はなく自己組織化する超システムである、システムの意思はシステム自体が「自己決定」する等々。社会的組織の生成や発達の理解や分析にも非常に参考になる。 母親の胎内での発達過程で男性ホルモンにさらされたか否かで男性になるならないだけでなく性自認や同性愛にも明確に影響するそうで決して後天的なものではないとのこと。LGBTQの理解も深まる。 そもそも生命の「意味」とは何だろうか?事物がそこに存在するだけでは「意味」はない。人間が意味、意義を見出して初めてそこに「意味」が生じる。「有意味」「無意味」は現象論ではなく人間の営みの結果である。価値ありと判断した事物は「意味」ありとする。では価値とは何か?誰にとっての価値か?やはり哲学的な書物である。科学者は哲学的思想というペーソスを持ち合わせなかったら創造的な発見などできないだろう。

Posted by ブクログ

2022/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

     ―20081023 私はどうして私の形をしているのか。遺伝子が全てを決定しているというのは本当か。男と女の区別は自明なのか―。 「自己」とは何かを考察して大きな反響を呼んだ「免疫の意味論」を発展させ、「超システム」の概念を言語や社会、都市、官僚機構などにも及ぼしつつ、生命の全体にアプローチする。

Posted by ブクログ

2021/06/05

免疫の意味論に続く多田富雄の超システム論。内容は前著と そう変わらない印象だったが、最後の第十章はかなり胸に 響くものがあった。正直言うとこの第十章の先の考察を読み たかったのだが。官僚制に対する洞察は今この時代にこそ 注目しなければならない気がした。

Posted by ブクログ

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