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大阪ウチナーンチュ
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大阪ウチナーンチュ
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商品レビュー
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恥ずかしながら「ウチナーンチュ」という言葉も、大阪市大正区に多い彼らに対する差別を含む「沖縄問題」もよく知りませんでした。沖縄に限ったことちゃうやろと言われるかもしれませんが、そんな何もかもについて。 「関西沖縄文庫」「沖縄子ども会」「がじまるの会」等々に関わる、生まれも育ちも...
恥ずかしながら「ウチナーンチュ」という言葉も、大阪市大正区に多い彼らに対する差別を含む「沖縄問題」もよく知りませんでした。沖縄に限ったことちゃうやろと言われるかもしれませんが、そんな何もかもについて。 「関西沖縄文庫」「沖縄子ども会」「がじまるの会」等々に関わる、生まれも育ちも境遇も思い入れも様々な人たちの・・・インタビューというよりは「語り」。皆、関西弁なんです。 懐かしいのか新鮮なのか不思議な気分です。知ってるような知らんようなと言うべきか。 最後に出てくるスクラップ商のおっちゃんのおもろいこと。軽々しくは言えませんが・・・これはもう、「おもろい」と言うてえぇんとちゃうやろか。 インタビューに答えてる人すべてが善い人とは限らないところが人間社会のややこいところ。なんて考えだしたら、もう「わや」になってまうんでね。 差別意識は多少薄まったかもしれませんが、僕の様な無関心世代には「思い違い」という別の病が広がってるんとちゃうやろか。パッと見で決めてしまう・・・。心の中では意識しないつもりでも、「知らない」ことが仇となって、最初のイメージが頭の底から離れん。 ちゃうか、知らんかったの僕だけか。 何にせよ、文化的交流って難しいね。 なんて考えさせられた1冊です。
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