1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

女性を弄ぶ博物学 リンネはなぜ乳房にこだわったのか?

ロンダシービンガー(著者), 小川真理子(訳者), 財部香枝(訳者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥3,520

¥1,925 定価より1,595円(45%)おトク

獲得ポイント17P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 工作舎/
発売年月日 1996/10/25
JAN 9784875022718

女性を弄ぶ博物学

¥1,925

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2018/03/18

18世紀の博物学界隈を例に、科学というものは当時の社会規範や常識からの影響から逃れられないという話。なぜ数ある哺乳類の特徴から、リンネは「乳房」を名前に使ったのか。言われてみたら確かにという感じ。 タイトルの「女性を弄ぶ」というのはちょっと本の内容からずれている。内容を反映させ...

18世紀の博物学界隈を例に、科学というものは当時の社会規範や常識からの影響から逃れられないという話。なぜ数ある哺乳類の特徴から、リンネは「乳房」を名前に使ったのか。言われてみたら確かにという感じ。 タイトルの「女性を弄ぶ」というのはちょっと本の内容からずれている。内容を反映させるなら「女性を拒む博物学」と言ったところだろうか。それでもまだ半分しか正しくない。拒まれていたのは女性だけでなく、有色人種も、である。こうしてみると、この本のタイトルもまたジェンダー観の影響から逃れられていないように見える。 昨今、ダイバーシティがなぜ叫ばれているのかということについて、この本は一つの答えとなるように思える。一方でこの発想は、同じ属性を持つ人は同じ考え方をするということが前提にある。これはこれで役割の押しつけだとか、ステレオタイプがどうとかで批判されないのだろうか。ほら、女性らしい発想を求める、とか嫌いな人多いだろ。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品