1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

西行 新潮文庫

白洲正子(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥880

¥220 定価より660円(75%)おトク

獲得ポイント2P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/29(月)~5/4(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1996/05/30
JAN 9784101379029

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/29(月)~5/4(土)

商品レビュー

4.1

25件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/03/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

白洲正子が西行の足跡をたどり歌を紹介しつつ、当時の時代背景や天皇家と西行の交友、待賢門院璋子との恋に触れ、自由奔放で風花と共に生きたその人となりや人生に迫る。直島や大磯を訪ねたり、芭蕉の奥の細道を辿って白河の関や平泉を尋ねていたので崇徳天皇の経緯や歌枕の成り立ちなどを知ることができて、良き旅の先達となる一冊だった。

Posted by ブクログ

2020/03/03

いろいろな本に西行が書かれているが、白洲正子氏のこの西行ほどのものはないであろう。 解説に書かれてあったが、まさに、西行を語ることは、歌について語ることであり、仏教について語ることであり、旅を語ることであり、山河を語ることであり、日本人の魂と祈りを語ることであった。 白洲正子氏が...

いろいろな本に西行が書かれているが、白洲正子氏のこの西行ほどのものはないであろう。 解説に書かれてあったが、まさに、西行を語ることは、歌について語ることであり、仏教について語ることであり、旅を語ることであり、山河を語ることであり、日本人の魂と祈りを語ることであった。 白洲正子氏が文章を書くと、そこには西行がいる。 いつか、白洲正子氏の本を手に、西行の足跡を辿ってみたくなった。

Posted by ブクログ

2020/01/30

白洲正子 「 西行 」 西行論の本。西行の出自から思想の推移、主な歌の著者なりの解釈が、一通り理解できる構成になっていて面白い。 著者が西行の歌で目を付けているモチーフは、桜と富士山。ここから、西行の無我の境地、待賢門院への思慕、自然信仰を抽出している。 著者が捉えた西行...

白洲正子 「 西行 」 西行論の本。西行の出自から思想の推移、主な歌の著者なりの解釈が、一通り理解できる構成になっていて面白い。 著者が西行の歌で目を付けているモチーフは、桜と富士山。ここから、西行の無我の境地、待賢門院への思慕、自然信仰を抽出している。 著者が捉えた西行像は、歌から自然と人生の調和をはかり、善悪もわきまえず、悟りを求めず、ただ世の中をあるままに生き、あるがままに死ぬというもの。 特に印象に残る著者の西行像 *桜狂いの歌は 浄土信仰によるものでなく、待賢門院への恋愛歌 *心が定まらない 空になる心 から、無常な 虚空の如くなる心 までの変遷としての歌 *地獄絵を見て〜その苦痛を乗り越えて地獄へ堕ちた人を救いたい願望 *地獄絵を見ての27首は、西行が経てきた心の歴史 「西行の真価は〜はかなく〜無常迅速な人の世のさだめを歌ったことにある」 「風になびく富士の煙の空に消えて ゆくへも知らぬわが思ひかな」無我と不動の境地? 「そらになる心は春の霞にて 世にはあらじともおもひ立つかな」 無常な人生の中の強さ? 「春風の花を散らすと見る夢はさめても胸のさわぐなりけり」待賢門院の死を予感?  

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品