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人間の条件 ちくま学芸文庫

ハンナ・アーレント(著者), 志水速雄(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1994/10/07
JAN 9784480081568

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商品レビュー

4.4

64件のお客様レビュー

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2010/05/28

『全体主義の起原』と…

『全体主義の起原』とならびハンナ・アレントの代表作です。本書の特徴は、「人間の条件」の最も基本的活動力を《労働》と《仕事》と《活動》の三側面から考察しているところです。ここでアレントが言わんとすることは、近代以降《労働》が優位となり、《仕事》と《活動》が人間的意味を失ったこと、そ...

『全体主義の起原』とならびハンナ・アレントの代表作です。本書の特徴は、「人間の条件」の最も基本的活動力を《労働》と《仕事》と《活動》の三側面から考察しているところです。ここでアレントが言わんとすることは、近代以降《労働》が優位となり、《仕事》と《活動》が人間的意味を失ったこと、その結果として、現代は「公的領域」が喪失され、国民国家の規模にまで肥大化した「私的領域」に支配されていることが危険であるということです。オルテガの大衆批判に通じるところがありますね。現代日本のかかえる問題でもあり、読む価値は十分ある

文庫OFF

2010/05/28

アレントは人間の基本…

アレントは人間の基本的活動力として、「労働」「仕事」「活動」の三つに区分し考察をはじめている。特に現在“働く”という行動を、「労働」と「仕事」に分けたことは興味深い。 人間は生きていくために「仕事」をし、生命を維持してきた。そして次第に社会・経済が発展し、人間はその呪縛から解き放...

アレントは人間の基本的活動力として、「労働」「仕事」「活動」の三つに区分し考察をはじめている。特に現在“働く”という行動を、「労働」と「仕事」に分けたことは興味深い。 人間は生きていくために「仕事」をし、生命を維持してきた。そして次第に社会・経済が発展し、人間はその呪縛から解き放たれた。 それに代わって、「労働」が生み出す生産物を消費することが豊かであるとされていった。その結果、消費を促し、しいては環境問題を引き起こしている。本書は、政治思想、経済、環境問題という課題に対し

文庫OFF

2010/05/28

条件づけられた人間が…

条件づけられた人間が環境に働きかける内発的な能力、すなわち「人間の条件」の最も基本的要素となる活動力は、《労働》《仕事》《活動》の三側面から考察してます。ところが《労働》の優位のもと、《仕事》《活動》が人間的意味を失った近代以降、現代世界の危機が用意されることになり、こうした「人...

条件づけられた人間が環境に働きかける内発的な能力、すなわち「人間の条件」の最も基本的要素となる活動力は、《労働》《仕事》《活動》の三側面から考察してます。ところが《労働》の優位のもと、《仕事》《活動》が人間的意味を失った近代以降、現代世界の危機が用意されることになり、こうした「人間の条件」の変貌は、遠くギリシアのポリスに源を発する「公的領域」の喪失と、国民国家の規模にまで肥大化した「私的領域」の支配をもたらすというのが要旨です。本書は、全体主義の現実的基盤となった大衆社会の思想的系譜を明らかにしようした、

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