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ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹 ハヤカワ・ノヴェルズ

ジェフリー・ユージェニデス(著者), 佐々田雅子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 1994/08/31
JAN 9784152078674

ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹

¥220

商品レビュー

3.7

20件のお客様レビュー

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2021/04/23

映画『ヴァージン・スーサイズ(The virgin suicides)』を観た後だったか…前だったか…いずれにせよ学生の時に読んだ。そしてあの時期に読んだからこそ、必ずしも輝いているばかりではない思春期の感受性だったり倦怠感だったりに納得したのかもしれない。今なら客観的にしか読め...

映画『ヴァージン・スーサイズ(The virgin suicides)』を観た後だったか…前だったか…いずれにせよ学生の時に読んだ。そしてあの時期に読んだからこそ、必ずしも輝いているばかりではない思春期の感受性だったり倦怠感だったりに納得したのかもしれない。今なら客観的にしか読めない。 13歳から17歳までの五人姉妹の話を近所の少年たちの目線で描いている。邦訳を『自ら命を断った少女たち』なんかにせず、「ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹」にした訳者のセンスには脱帽する。タイトルを見ただけで初夏の生暖かく不穏な空気が感じられ、ヘビトンボの儚さと気味悪さが物語全体の雰囲気を想起させる。

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2018/10/26

『ヴァージン・スーサイズ』の原作。「ぼくら」が語る。以下気になった点。火葬人気の高まり(36)、自殺・企てと遂行の男女比(97)、ミスタ・リズボンがミセズ・リズボンを「娘たちの母親」と言っている(112)、的確なオードリー・ヘップバーン評(126)、髪の分け目(132)、バーベキ...

『ヴァージン・スーサイズ』の原作。「ぼくら」が語る。以下気になった点。火葬人気の高まり(36)、自殺・企てと遂行の男女比(97)、ミスタ・リズボンがミセズ・リズボンを「娘たちの母親」と言っている(112)、的確なオードリー・ヘップバーン評(126)、髪の分け目(132)、バーベキュー禁止令(240)。

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2014/08/06

映画「ヴァージン・スーサイズ」の原作小説。 これを読むと、映画はかなり原作に忠実に作られてるんだってわかる。 末娘のセシリアの死後、リズボン家がだんだんと崩壊していく様子が生々しい。 この小説の語り部はリズボン家を外から見つめていた“元・少年”で、当時リズボン家の姉妹に憧れを...

映画「ヴァージン・スーサイズ」の原作小説。 これを読むと、映画はかなり原作に忠実に作られてるんだってわかる。 末娘のセシリアの死後、リズボン家がだんだんと崩壊していく様子が生々しい。 この小説の語り部はリズボン家を外から見つめていた“元・少年”で、当時リズボン家の姉妹に憧れを抱いていた彼らは、大人になっても中年になってさえも、姉妹たちの影から逃れられずにずっと心に抱えている。 人の心を解き明かすのなんてやっぱり不可能なんだと思う。まったく同じ人間にならない限りは。 淡々としててどこか気だるく、乾いた印象の青春回顧録。

Posted by ブクログ

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