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イーディスの日記(上)
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イーディスの日記(上)
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
1977年に刊行された、ハイスミス後期の長編小説。 著者の作品はサスペンスに分類されることが多く、本書も確かにカテゴライズするならばサスペンスなのだが、上巻を読んだ限りでは一般文芸に近い印象を受ける。代表作でもあるリプリー・シリーズのように、はっきりとした『犯罪』が行われていない...
1977年に刊行された、ハイスミス後期の長編小説。 著者の作品はサスペンスに分類されることが多く、本書も確かにカテゴライズするならばサスペンスなのだが、上巻を読んだ限りでは一般文芸に近い印象を受ける。代表作でもあるリプリー・シリーズのように、はっきりとした『犯罪』が行われていないからだろう。 但し胸糞の悪さは一級品で、ここ数年流行っている『イヤミス』が可愛らしく見えるほどw
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厳しい現実から目を逸らすため、幸せに満ちた内容の偽りの日記を書き始めたイーディス。夫が最低。不倫した挙げ句、その不倫相手を「素敵な女性だからきっと君も好きになるよ」とか言って妻に会わせる神経が信じられん。しかも寝たきりの叔父をイーディスに押し付け、離婚とかもう男として、いや、人と...
厳しい現実から目を逸らすため、幸せに満ちた内容の偽りの日記を書き始めたイーディス。夫が最低。不倫した挙げ句、その不倫相手を「素敵な女性だからきっと君も好きになるよ」とか言って妻に会わせる神経が信じられん。しかも寝たきりの叔父をイーディスに押し付け、離婚とかもう男として、いや、人としてどうよ。不倫相手の女もどうかしてるよ。不快感しか沸かない一冊。
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