1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

風土の日本 自然と文化の通態 ちくま学芸文庫

オギュスタンベルク【著】, 篠田勝英【訳】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥1,650

¥990 定価より660円(40%)おトク

獲得ポイント9P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1992/09/09
JAN 9784480080172

風土の日本

¥990

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2012/04/29

俳句で用いている季語を比較文化的にどう論じるかをさぐっているときにであった本。 読み進むうちに、フランス人という作者への先入観(フィルター)は失せていた。 表面的でない論考の背後にあるモンスーン気候下での 生活体験がうかがえて、そこに引き込まれる。 和辻哲郎のことばを借りれば、醸...

俳句で用いている季語を比較文化的にどう論じるかをさぐっているときにであった本。 読み進むうちに、フランス人という作者への先入観(フィルター)は失せていた。 表面的でない論考の背後にあるモンスーン気候下での 生活体験がうかがえて、そこに引き込まれる。 和辻哲郎のことばを借りれば、醸化なのだろう。 現代の哲学者(がいるとすれば)、 和辻~ベルクの次に応えるべき視座が求められている。 そのための一冊。

Posted by ブクログ

2010/10/07

和辻哲郎からのインスピレーションを引き継いで、論証的な科学とは違う、空間、風土の論理を捉えたいということは共感できる。そのための、通態(トラジェ)という概念はとても参考になった。隠喩的連関というのが、言葉の上ではなくて、実体としてある、という見方も勉強になった。 なのに、なぜだ...

和辻哲郎からのインスピレーションを引き継いで、論証的な科学とは違う、空間、風土の論理を捉えたいということは共感できる。そのための、通態(トラジェ)という概念はとても参考になった。隠喩的連関というのが、言葉の上ではなくて、実体としてある、という見方も勉強になった。 なのに、なぜだろうか。80年代の状況がもたらす議論は、どうしても2010年の関心の先端をリードする力がない。もどかしい思いがするのだ。たとえ古くて粗削りであっても、和辻の圧倒的な喚起力に及ばない。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品