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華厳の思想 講談社学術文庫

鎌田茂雄【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1988/05/10
JAN 9784061588271

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華厳の思想

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商品レビュー

3.6

7件のお客様レビュー

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2022/09/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

本書では、華厳宗の中心的概念として一即多を挙げている。客観だけが存在する世界(1)と、客観と主観の両方が存在する世界(4)は、一見変わらない。しかし、主観のみが存在する世界(2)、それから客観も主観も存在しない世界(3)を経た後の(4)こそ、一つのものにあらゆるものを見いだし、あらゆるものに一つを見いだす一即多の状態なのだと思う。

Posted by ブクログ

2021/02/18

講談社学術文庫にこのタイトルがあることは前から知っていたが、仏教思想カテゴリーは苦手なほうだし手を伸ばすことはなかった。だが落合陽一が「最近読んでいる」として挙げていたので「?」と思って取り組んでみた。 家は真宗であり「阿弥陀経」は色々な機会に耳に入れていたとは思う。ところが華厳...

講談社学術文庫にこのタイトルがあることは前から知っていたが、仏教思想カテゴリーは苦手なほうだし手を伸ばすことはなかった。だが落合陽一が「最近読んでいる」として挙げていたので「?」と思って取り組んでみた。 家は真宗であり「阿弥陀経」は色々な機会に耳に入れていたとは思う。ところが華厳経というのは東大寺?と思いあたるくらい。 本書はカルチャーセンターの講座をまとめたものだそうで、中国の坊さんの名前を無理に覚えようとさえしなければ気楽に読める。荘子の万物一体、是と非、此れと彼を一に帰す思想と、華厳の一即多、多即一というのが相通じているとな。こういうのを聞くと、フーリエ変換を思い出す。物でも事象でも、今見えている状態が、神の目のような発想を一旦経由して別の視点に写してみると、全体が一点に、一点が全体に変換されてしまう。物でも事象でも双対性があって、どちらの見方も真実であるが、全体を一度に見るというのは別次元の視点が必要になるというもの。世界はそういうものだというのは文理どちらも同じとらえ方をしているのだな。

Posted by ブクログ

2018/12/28

日序章 日本文化と『華厳経』(『華厳経』の世界;日本人の自然観のなかに定着した華厳思想;新しい世界観としての華厳思想) 第1章 『華厳経』とは何か―『華厳経』の構成と思想 第2章 華厳宗の成立(華厳宗の開祖・杜順;華厳教学の創始者・智儼;華厳宗の大成者・法蔵;華厳と禅との融合・澄...

日序章 日本文化と『華厳経』(『華厳経』の世界;日本人の自然観のなかに定着した華厳思想;新しい世界観としての華厳思想) 第1章 『華厳経』とは何か―『華厳経』の構成と思想 第2章 華厳宗の成立(華厳宗の開祖・杜順;華厳教学の創始者・智儼;華厳宗の大成者・法蔵;華厳と禅との融合・澄観;『円覚経』の大研究者・宗密) 第3章 華厳思想の核心(小乗と大乗;大乗始教と大乗終教;大乗頓教―一念不生を仏となす;大乗円教―華厳思想の至境;四種の真理の領域―四種法界;華厳の観法) 第4章 華厳思想の流れ(新羅の華厳;日本の華厳) 著者:鎌田茂雄(1927-2001、鎌倉市)

Posted by ブクログ

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