- 書籍
- 書籍
哀しい予感
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
哀しい予感
¥110
在庫なし
商品レビュー
4.2
14件のお客様レビュー
どんな話かと言われれば、なんてことはない1人の女の子の話なわけだけど、その世界があまりに面白くて、のめり込むように読んでしまった。大したことない場所に、大きな魅力を注いでしまえる作品が、小説にしろ映画にしろ、ダイスキだ。
Posted by
吉本さんの物語には、夜や死、雨、恋人かそれに近い男性がよく出てくる。「悲しい」ではなく「哀しい」というせつなさ。タイトルが出てくる、…哀しい予感がした。という一文の入る一節が好き。
Posted by
おばが長い間ひとり、胸にしまい込んで鍵をかけていた思い出が、弥生によってほどかれ、交わる経過が胸に迫る。 弥生をずっと見守ってきた家族の温かさと、それをきちんと受け止めている彼女の成熟した精神性が美しくて、涙があふれた。
Posted by