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黒田三郎詩集 現代詩文庫6
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 思潮社 |
発売年月日 | 1968/01/01 |
JAN | 9784783707059 |
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黒田三郎詩集
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商品レビュー
4.4
9件のお客様レビュー
「ああ/ここにこうして/僕は/かつて血を流した野を/友を/敵を/憎悪を/恐怖を/どこへやったのか/血にまみれたあらゆるものを」 日々の生活を描きながら、黒田さんの視る景色はまるで特別性を孕んでいる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最近、気分的に小説を読むのがおっくうになってしまって、詩を読んでいます。 随分、昔になりますが、(私が中学生の頃だと思います)岩波ジュニア新書『詩のこころを読む』、(これは変色していますが、ブックオフにいかないで、まだ家にある一番古い本の一冊です)で知った黒田三郎さんの「夕方の三十分」が入っている詩集『小さなユリと』がもう一度読みたくなって、再購入しました。(この詩文庫も昔おこづかいをはたいて、買ったけどなくしました) 前置きが長くなりましたが、すごく懐かしく全部読みましたが、やっぱり一番よかったのは、「夕方の三十分」。 ユリちゃん以外の詩ははっきり言って、私にはかなりむずかしかったです。 黒田さんは、かなりお酒が好きなお父さんだったようですが、ユリちゃんはやっぱりすごく幸せでしたよね。
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「道はどこへでも通じている 美しい伯母様の家へゆく道 海へゆく道 刑務所へゆく道 どこへも通じていない道なんてあるだろうか/それなのに いつも道は僕の部屋から僕の部屋に通じているだけなのである 群衆の中を歩きつかれて 少年は帰ってくる」(道) ー 「あ...
「道はどこへでも通じている 美しい伯母様の家へゆく道 海へゆく道 刑務所へゆく道 どこへも通じていない道なんてあるだろうか/それなのに いつも道は僕の部屋から僕の部屋に通じているだけなのである 群衆の中を歩きつかれて 少年は帰ってくる」(道) ー 「ああ あんなにも他愛なく/僕自身によってさえやすやすと/欺されてしまったのに/僕には/僕を欺すことさえ出来ない/なんて」(ああ)
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