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本が紡いだ五つの奇跡 講談社文庫

森沢明夫(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/03/15
JAN 9784065346341

本が紡いだ五つの奇跡

¥770

商品レビュー

4.4

26件のお客様レビュー

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2024/05/15

『夏美のホタル』、『エミリの小さな包丁』、『キッチン風見鶏』に続く4作目の森沢作品。一冊の本に纏わるそれぞれの立場から描かれた連作小説。 生きていくことは、楽しいことばかりではなく誰しも一つや二つ、大きかったり小さかったりする蟠りを抱えていると思うけれども、その蟠りを取っ払って...

『夏美のホタル』、『エミリの小さな包丁』、『キッチン風見鶏』に続く4作目の森沢作品。一冊の本に纏わるそれぞれの立場から描かれた連作小説。 生きていくことは、楽しいことばかりではなく誰しも一つや二つ、大きかったり小さかったりする蟠りを抱えていると思うけれども、その蟠りを取っ払って、前向きに歩んで行こうと思える、優しくて温かい素敵な作品でした❗ 特に印象的話しは、『第三章 ブックデザイナー 青山哲也』で、涙なしには読めません。 読後は、有川ひろさんではないけれども、この作品に登場する本もいつか出版されたらいいなぁと思いました❗ まだ未だに読んでいない『虹の岬の喫茶店』を早く読んでみたいです。

Posted by ブクログ

2024/05/12

森沢さんの作品は好きなので何冊も読んでいます。 今回も心が温まり、心が弱ったりした人に寄り添った物語で、 素敵な言葉が沢山散りばめられた作品でした。 仕事に行き詰った編集者と鳴かず飛ばずの作家から生まれた作品を 通してはじまっていく奇跡の五つの物語。 編集者と作家という...

森沢さんの作品は好きなので何冊も読んでいます。 今回も心が温まり、心が弱ったりした人に寄り添った物語で、 素敵な言葉が沢山散りばめられた作品でした。 仕事に行き詰った編集者と鳴かず飛ばずの作家から生まれた作品を 通してはじまっていく奇跡の五つの物語。 編集者と作家という関係での物語は今までに色々とあったので 読んだことがありますが、ブックデザイナーや書店員や読者まで 巻き込んだ物語は今までには無かったので 新鮮な気持ちで読めました。 それぞれの境遇での苦悩もよく理解出来て、 何か打開策が無いかと思いながら読み進めていきますが、 その中でも一番心を打つ物語はブックデザイナーの青山哲也の章でした。 命を懸けて作っている本のデザインを読んでみたくなる 気持ちになると同時に、しーちゃんとのこれから残り時間の 少ない人生を送っていく二人を見守りながら応援をしたくなる気分になりました。 この作品に出てくる「さよならドグマ」の内容は登場人物の会話の 中で何となく把握が出来きてきますが、それでもはっきりとした 作品は分からないので読んでみたいなという気持ちになりました。 この作品の中でも一つの本から 様々な人との繋がりが出来るというのがよく分かるので、 本当に本というのは人を繋げられるものだと改めて思いました。 最後までハッピーエンドに繋がって良かったですが、 それまでに登場していた人達のその後が気になってしまったので、 あとがきでも何でも良いので、 後日談として何か描かれていると良いなと思ってしまいました。 ミステリー小説やサスペンスなどのドキドキ、ワクワクするのも良いですが、 こうやって人の心に寄り沿いながら読める作品は 安心して読めて読了後は心が穏やかになれるので、 森沢さんの作品は私の読書生活の中では欠かせない作家さんです。 今回の作品の中で心に留めておきたい素敵な言葉は 「過去を大切にすることも大事だけれど、  いまと未来を大切にしないと、  いつかその過去まで否定することになるよ。」 「わたしの人生は、雨宿りをする場所じゃない。  土砂降りの中に飛び込んで、  ずぶ濡れを楽しみながら、思い切り遊ぶ場所なんだよ。」 また素敵な作品に出会えて良かったです。 新たな出会いのために読書をこのまま続けていこうと思います。

Posted by ブクログ

2024/05/11

編集者から読者まで素敵な話のリレー。今回も、“凛”といういい鈴の音が聞けました。“さよならドグマ”いつか読んでみたい。

Posted by ブクログ

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