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イスラームから見た西洋哲学 河出新書072
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2024/01/29 |
JAN | 9784309631745 |
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イスラームから見た西洋哲学
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イスラーム思想の歴史的推移を追いながら、西欧哲学思想を対置して紹介してゆくエッセイ。 もともとこちらにイスラーム思想自体の知識が少ないので、西欧哲学を対置してもそういうものなのか、という理解しかできないのだが、筆者のアピール(アジテーション?)によれば西欧的な人権・自由思想の究極...
イスラーム思想の歴史的推移を追いながら、西欧哲学思想を対置して紹介してゆくエッセイ。 もともとこちらにイスラーム思想自体の知識が少ないので、西欧哲学を対置してもそういうものなのか、という理解しかできないのだが、筆者のアピール(アジテーション?)によれば西欧的な人権・自由思想の究極として現れるニヒリズムを克服するのがイスラームであると説く。ニヒリズムの議論についても終章で足早に通り過ぎるのみであり、ニヒリズムに対してイスラームの優越性(超越性?)があるという議論についても十分な議論には到らず。また、たとえばタリバンに対する積極的評価もあるが、イスラーム原理主義などの位置づけについては言及されていない。まさかそれまですべて無価値であると断ずるものではなかろう。 企画と紙数の都合もあるだろうが、基礎的なイスラーム思想のアウトラインや哲学者・著作の紹介を行うか、後半における現代世界におけるイスラーム思想の価値を論じるかのいずれかに絞るか、あるいはそれぞれ独立した著作として読みたいものである。 以下気になるポイント ・イスラーム法哲学とケルゼンなどの近代法哲学の比較。p.194 ・ロダンソン「イスラームと資本主義」(岩波書店)p.126 ・バーキル・サドル「イスラーム経済論」(未知谷)p.143
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1781239144448135426?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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悪い内容とは言わないが、イスラームについての理解があまり進まなかった上に、やや独特の雰囲気のある西洋哲学概説となっており(おかしな概説というわけではない)、自分向けではなかった。違うテーマなら面白いかもしれない……とは思ったが。前期ヴィトゲンシュタインが神学的に見どころがあるとい...
悪い内容とは言わないが、イスラームについての理解があまり進まなかった上に、やや独特の雰囲気のある西洋哲学概説となっており(おかしな概説というわけではない)、自分向けではなかった。違うテーマなら面白いかもしれない……とは思ったが。前期ヴィトゲンシュタインが神学的に見どころがあるというのは面白かった。
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