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読書国民の誕生 近代日本の活字メディアと読書文化 講談社学術文庫2794

永嶺重敏(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2023/12/11
JAN 9784065340257

読書国民の誕生 近代日本の活字メディアと読書文化

¥1,210

商品レビュー

3.6

6件のお客様レビュー

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2024/05/01

統計が多用されている事もあり、タイトルや作品紹介から持った読前の印象より、かなり読みやすく分かり易い内容になっている。 今ではなくなった活字流通も述べられており、この頃の試行錯誤を経て現在の活字メディアが確立した事を想起させられた。 江崎書店袋井店にて購入。

Posted by ブクログ

2024/03/03

私はそもそもどのようにして読書が好きになったのだろう?どうして本を読むようになったのだろう?そんなことを考えた。もちろん小学校に行ったから。先生や友達の影響、学校図書室の存在や両親が与えてくれた本、商店街の書店。そんな楽しい読書体験が出発点だ。では日本国民としてはどうか?識字率が...

私はそもそもどのようにして読書が好きになったのだろう?どうして本を読むようになったのだろう?そんなことを考えた。もちろん小学校に行ったから。先生や友達の影響、学校図書室の存在や両親が与えてくれた本、商店街の書店。そんな楽しい読書体験が出発点だ。では日本国民としてはどうか?識字率が割合高く、新聞を読めるということは大したことだったのだ。昔から人々は乗り物の中で文字を読んだらしい。公共の場で音読する人が多かったというから笑った。私も電車内での読書ははかどる。今は新聞も漫画も電子機器で読む人が多いようだが。

Posted by ブクログ

2024/02/06

かつて地方の民は自由な読書ができなかった。 思想的弾圧などではなく、読書メディアが流通してこなかったから。 鉄道や郵便といった、読書メディアを運ぶ機能ができ、読者は自らが移動するようにもなり、そして「読書装置」たる図書館や新聞縦覧所などができた。こうしたことを経て、読書が日常的に...

かつて地方の民は自由な読書ができなかった。 思想的弾圧などではなく、読書メディアが流通してこなかったから。 鉄道や郵便といった、読書メディアを運ぶ機能ができ、読者は自らが移動するようにもなり、そして「読書装置」たる図書館や新聞縦覧所などができた。こうしたことを経て、読書が日常的になる国民が生まれた、というお話。 電子書籍と紙の書籍の大きな違いって、紙はいつでも読めて、電子書籍はリーダーがないと読めない、ということだと思っていたが、かつてはその紙でさえ、流通や読書装置がなければ読む機会が得られなかったのか、というところが、当たり前ではあるが衝撃的だった。 明治からの文化記としても楽しい。

Posted by ブクログ

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