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鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2023/11/27 |
JAN | 9784163917009 |
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鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折
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商品レビュー
4.5
13件のお客様レビュー
『七人の侍』『私は貝になりたい』『白い巨塔』『日本のいちばん長い日』『砂の器』など歴史に残るような映画の脚本家である橋本忍さんの評伝。権力に抗うような作品が多いので社会派かと思いきや、ご本人は売れる作品を生み出すことが目的だったとのこと。作品の本質を見抜くことにとても長けていると...
『七人の侍』『私は貝になりたい』『白い巨塔』『日本のいちばん長い日』『砂の器』など歴史に残るような映画の脚本家である橋本忍さんの評伝。権力に抗うような作品が多いので社会派かと思いきや、ご本人は売れる作品を生み出すことが目的だったとのこと。作品の本質を見抜くことにとても長けていると思う。『八甲田山』では、多くの死者を出した青森第五連隊は自然を征服しようとして、死者を出さなかった弘前三十一連隊は自然には逆らわず折り合いを付けようとした、と的確に捉えている。また、脚本の内容もまるで小説を読んでいるかのように場面が思い浮かぶ詳述ぶりだった。映画の利潤は自身の会社の資本の蓄積にせず、みんなで分配したというエピソードも凄いなと思う。これらのことがbackboneにあって上記のような作品が生み出されたという事実は、いわゆる社会派という考え方にもいろんなアプローチがあるんだと気づかされた。
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『羅生門』、『七人の侍』、『日本のいちばん長い日』、『八つ墓村』など、橋本忍が脚本担当した作品は何本か観ており、強く記憶に残っている その評伝を春日太一先生がまとめたということで、まあ面白い 各作品の制作過程や裏話が山ほど出てきて、映画史としても貴重な記録 "全身脚本家...
『羅生門』、『七人の侍』、『日本のいちばん長い日』、『八つ墓村』など、橋本忍が脚本担当した作品は何本か観ており、強く記憶に残っている その評伝を春日太一先生がまとめたということで、まあ面白い 各作品の制作過程や裏話が山ほど出てきて、映画史としても貴重な記録 "全身脚本家"の評伝としてあっという間の470ページでした 表紙になってる『砂の器』は未見 観たくなりました
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「幻の湖」の謎を解くカギがすべて描写されている。成功の陰になったあらゆる可能性の裏面がすべて噴き出した壮絶なギャンブラーの溜息だったのだ。
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