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歴史としての二十世紀 新潮選書

高坂正堯(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2023/11/16
JAN 9784106039041

歴史としての二十世紀

¥1,375

商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

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2024/04/30

講演録。 だからということもあってか、分かりやすい。 そういうふうに捉えておく考え方があるんだな、と改めて思う。 「正しさ」が、絶対のものとしてどこかにある、と思い過ぎると,ディストピアが立ち現れる、ということを感じた。 高坂さん。 解題、を見ると、56歳くらいでこの講演を行っ...

講演録。 だからということもあってか、分かりやすい。 そういうふうに捉えておく考え方があるんだな、と改めて思う。 「正しさ」が、絶対のものとしてどこかにある、と思い過ぎると,ディストピアが立ち現れる、ということを感じた。 高坂さん。 解題、を見ると、56歳くらいでこの講演を行っている。今の自分とそう変わらない年齢だ。 この人がたまにテレビに出て、なんとなく京都大学に憧れたような記憶がある。 月日が経つのは早いものと思う。

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2024/02/12

1990年の講演内容ですが、これからの我々の社会を考える上で重要なヒントが多く述べられていると思います。 いくつか今の気分で疑問に思う点がありましたのでメモしておきました。 1. 政治とお金と人格は分ける事を認めないと自由は成立しない。とありますが、やっぱりお金に汚いだけの無...

1990年の講演内容ですが、これからの我々の社会を考える上で重要なヒントが多く述べられていると思います。 いくつか今の気分で疑問に思う点がありましたのでメモしておきました。 1. 政治とお金と人格は分ける事を認めないと自由は成立しない。とありますが、やっぱりお金に汚いだけの無能な政治家は嫌だなと思います。今の社会ではより倫理観を求められるので、優秀なら何しても良いのか?とも思えないですし、理想を追い求めた共産主義の失敗を考えれば難しい点ですね。 2. 大学まで進む人口が三分の一も必要あるか疑問。とありますが、本書で共産主義が否定された当時でも資本主義が本当に良いのか悪いのか考えなければならないとしており、大学くらい出ないとちゃんと本を読んで考える人間にはなかなかなるのは難しいと思います。東京都の高校無料化や国の大学無料化も、少子化対策を理由にした政治家の人気取りでしかなく、考えられる人間の教育と言う点ではあまり意味がないように思えます。

Posted by ブクログ

2024/01/06

1990年1月から6月に新宿・紀伊國屋ホールで開かれた高坂正堯先生の講演をまとめた内容です。二十世紀を歴史として捉えるという観点で語られており、二つの世界大戦や世界恐慌、戦後の冷戦や共産主義など、いろいろと考える材料が多く、高坂先生の口調で語られており、読みやすく示唆に富んだ内容...

1990年1月から6月に新宿・紀伊國屋ホールで開かれた高坂正堯先生の講演をまとめた内容です。二十世紀を歴史として捉えるという観点で語られており、二つの世界大戦や世界恐慌、戦後の冷戦や共産主義など、いろいろと考える材料が多く、高坂先生の口調で語られており、読みやすく示唆に富んだ内容だと思いました。私がどこまで理解できたか怪しいところはありますが、今後の世界情勢を考えるにあたっても参考になる内容が豊富にあったと考えております。

Posted by ブクログ

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