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不可逆少年 講談社文庫

五十嵐律人(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2023/10/13
JAN 9784065332849

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不可逆少年

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商品レビュー

3.4

20件のお客様レビュー

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2024/05/13
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※このレビューにはネタバレを含みます

【内容】 13歳?の少女が、大人3人と自らの姉を監禁して殺す(姉は未遂)フォックス事件から物語は始まる。 被害者家族である茉莉と、砂と漠の兄弟、被害者本人である奏乃は同じ学校に通う生徒だった。 父親に指を潰され夢だった美容師の道を断たれかけてしまった砂は覚醒剤に手を出し、電車に乗る女子高校生の髪を切る事件を起こしてしまう。 茉莉と漠は覚醒剤から抜け出させようと砂を拘束して二人が世話をして生活をする。 そんなある日、奏乃の仕組みで茉莉が警察に拘束され、その間に奏乃が砂を殺害する。 奏乃が殺害したことを知らない茉莉となんとなく察しているが茉莉を守りたい漠は死体を隠蔽する。 茉莉の告白によって事件は真相を向かえ、フォックス事件も実は奏乃と詩緒による共犯だったことが分かる。 日本にはない神経犯罪学の観点から見る可塑性のない不可逆少年という考え方について問う作品。 【感想】 五十嵐さんらしい、司法への問いかけが込められた作品。 冒頭の詩緒のシンプルな残虐性と奏乃の感情の抜け落ちた残虐性のコントラストが鮮やかで恐ろしかった。 また、茉莉と砂、漠の恋心や様々な要素が混ざり合った心情変化や行動が生々しく感じられた。 「不可逆少年」という考え方に理解を示しつつも、どうしても子供の未来を信じたいという主人公の想いもシンプルで非常によかった。

Posted by ブクログ

2024/05/04

半ばまでは面白くてサクサク読み進めていたけれど途中でおいてかれた。 事前知識があった方がもっと最後まで楽しめたと思う

Posted by ブクログ

2024/02/26

衝撃的な事件から始まり、これが続くと少しきついかもな…と思いましたが、杞憂でした。 主人公が日々少年と向き合う様子や、それぞれが考える調査官のあり方なども丁寧に描かれ手織り、また別の深い事件が描かれという感じで、場面転換が多かったため、私的にはすらすらと読めました。 そして、...

衝撃的な事件から始まり、これが続くと少しきついかもな…と思いましたが、杞憂でした。 主人公が日々少年と向き合う様子や、それぞれが考える調査官のあり方なども丁寧に描かれ手織り、また別の深い事件が描かれという感じで、場面転換が多かったため、私的にはすらすらと読めました。 そして、最後には最初の事件の真相へ近づくという流れが良かったです。 タイトルへの主人公の向き合い方が最後のセリフで締め括られてるのが響きました。

Posted by ブクログ

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