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琥珀の夏 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2023/09/05 |
JAN | 9784167920913 |
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琥珀の夏
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商品レビュー
4
151件のお客様レビュー
最初から最後までぞくぞくし続けた。 問答の大切さを感じる中で、それがいつの間にか誘導になってないのか。なんだか胸の下奥をぎゅっと掴まれた気分に。
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同じ環境で同じ話、経験を積んでも感じ方は人それぞれで糧にできる人、枷になる人がいる。という当たり前を再確認できた。自分が理解できないというだけで他人が信じているものを貶めるような事はしない方がよい。時には正しさは必要ない場合があるから。
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※このレビューにはネタバレを含みます
エピローグが最高だった。 ミカとノリコ、それぞれの関係性の変化、個々人の変化が感じ取れるエピローグだった。 ミカの娘の呼び指す鳥の先にいる、ノリコに気づく。表現があったが、映像として見て取れるような書き方で凄すぎる。 本当に何があったかわからないが、自分の想像しうる悪い方に考えてしまうことはある。その中で最後に頼れる大人が先生でなく、親であって欲しかったなと思う。 子供の頃にあった記憶、なぜかすごい覚えている記憶とかある。 良いことと悪いことの両方が切り離しようもなく捻れてくっつき合い、闇と向こうで不気味にうごめいている。 本作とは関係ないが、自分ごとのように考えると、小さい頃から、親と離されて暮らすのはやはり辛いなと思う。たしかに離れて暮らすことで子供たちとの間でのコミュニケーションなどは上手くなると思うが、親、家族とでしか得られない愛とか信頼とか安心とかそういったものがあると思っている。それを大事な時期に感じられない環境にいるのは少し勿体無いことだなぁと思った。
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