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推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

三宅香帆(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売年月日 2023/06/23
JAN 9784799329504

推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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商品レビュー

3.6

37件のお客様レビュー

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2024/05/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

書くことや説明することに対して、現実的に前向きになれそうな一冊だった。 推し布教だけでなく、自分のことを知らない面接官に魅力をアピールする就活にも使えそう(実際作中でも触れてた) 自身がオタク気質で、好きなものを発信したいタイプながら、伝え方が下手だなあと感じていたので読み始めた。 古語でも「あはれなり」という言葉で、感情が振り切れる気持ちを表現していたんだから、「やばい」って表現してもいいでしょう、という内容から、重い腰があがった。 中でも、自分と相手の情報格差を埋めるというのが目から鱗。 私の場合、それを意識しすぎて長くなってしまうことも多いので、ここは意識していきたい。 同じく今後取り入れたいのは、自分の感想を書く前に人の感想を読んでしまわないこと。 自分の感想のつもりが、他人の意見になってるなあとここ最近思うところがあったので、これを機に見直そう。 修正をしていくことはまだ気が進まないけど、修正された自分の文章と見比べてモチベーションを上げつつ、取り組みたい。 作中の言い換えが上手いところも見習いたい。 手元に持っておきたい一冊になった。 以下 読みながらのメモ 「よかった」理由を考えるとき、思考を転がしていく妄想力が必要 昔好きだったものを引っ張り出して妄想を広げると、感想のネタはできやすい 言語化は細分化 よかったところの具体例も悪かったところもあげていい どんな感情をどこでどうして抱いたのか ポジティブ→自分の体験との共通点を探す 好きなものとの共通点を探す どこが新しいのかを考える ネガティブ→不快なのか退屈なのか考える 一般論ではなく自分の気持ち みんなの言葉を代弁しようとせず、まずは自分の言葉をつくることに専念する 相手と自分の情報格差を埋めてから、話したいことを話す 聞いている人をどこに連れていくか決める 書く場合は、読者と伝えたいポイントを決める 書き出しはサビであるべき なんでもいいから書き始めて、書き終えた後に一番いいパートを書き出しに持ってきてもよい 「最高」「やばい」「考えさせられる」などのクリシェで書きたい時、「どういうところが」と細分化して本当に伝えたいことに近い言葉を使ってみる きれいにまとめるのではなく、具体的に自分の感情や考えたことを言葉にする 書き終えられない時、書き出しがおかしくないかチェック。 とくに広がりのない論点を無理に広げてしまっているとか、本当はあまり書く気にならない要素を書いてしまっているとか もう一度推しに触れて新しい発見をしてみたり、自分の好きな文章を読み返す 何度も理想の文章を読んでいると、その文章のテンポや言葉の使い方が、なんとなく自分の体に沁み込んでくる感じがします 文章は何度でも書き直すもの 別人になったつもりで読み返す 文章の順番を変えたり、いらない文章を削ったり、見出しをつける 自分の書きたい内容を、自分が好きな書き方をする人の文体や構成で書くなら、どう書くか想像して書くのもよい 好きだと思った理由ではなく、エピソードで話すのも良い

Posted by ブクログ

2024/05/07

語彙力がないので読んでみました。 一見文章術のようでありますが、メインは自己啓発に近い気がしました。 「推し」を語るのであれば徹底的に自分を深堀りする必要があると受け取りました。 まず、「推し」を語るためには、推しの何が良かったのか、を深堀する必要があります。 推しの衣装が良かっ...

語彙力がないので読んでみました。 一見文章術のようでありますが、メインは自己啓発に近い気がしました。 「推し」を語るのであれば徹底的に自分を深堀りする必要があると受け取りました。 まず、「推し」を語るためには、推しの何が良かったのか、を深堀する必要があります。 推しの衣装が良かったのか、コメントが良かったのか、推しを輝かせている舞台装置・演出が良かったのか。 自分は何に感動して、他人に何の良さを伝えたいのかが分からないと、言葉は出てこない! 自分に影響を与えた”何か”を知るためには、少なくとも自分の好みがわからないと行きつかないんですよね。 自分の好みが明確になると、今まで言語化できなかった「推し」の感動ポイントが増えていく、だから言葉が出てくるようになる。言語化の循環が出来てくるのだと思います。(コレが著者の言うところの妄想力かと。下記抜粋参照) ”この「よかった」という地点から、自分の思考を展開させる力が、妄想力なんです。”(抜粋) 上記は著者の言葉ですが、妄想力を鍛えるためには少なくとも自分がわかっていないと難しいのです。 一見、「推し」を語るというのは他人のことを語っているようでいて、実は自分を深堀する作業でもあるのです。 本では文章の構成や好きな作家の文章を真似るといった文章術についても書かれていますが、それは二の次でいいかと思った所存です。 それらは自分から湧き出た感情を伝える手段にすぎません。(まずは「ヤバイ!」以外の言葉が出てくるようになろう!) しつこいようですが、自分の伝えたいことは何なのか?人に伝えるためにはどんな言葉が適切なのか。 これらを徹底して訓練をしていくことで、「ヤバイ!」以外の言葉が出てくるようになるのではないでしょうか。

Posted by ブクログ

2024/04/29

具体的で分かりやすい 文章を書く必要に迫られて取っ掛かりとして読んでみたが 「やばい」をもっと細分化して考えてみることが大切なのだと分かった 文章の一節を提示して分析したり分かりやすく書いてくれていたと思う 日常での出来事や推しについて、その場で気持ちが動かされても 日々忘...

具体的で分かりやすい 文章を書く必要に迫られて取っ掛かりとして読んでみたが 「やばい」をもっと細分化して考えてみることが大切なのだと分かった 文章の一節を提示して分析したり分かりやすく書いてくれていたと思う 日常での出来事や推しについて、その場で気持ちが動かされても 日々忘れていってしまうし、いざ口にしてみようとすると思ったように伝えられないと もどかしい気持ちになることがよくあるけど 人に伝えるにも、自分のためにも感情を言葉にしていきたいなと思った

Posted by ブクログ

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