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高瀬舟 乙女の本棚

森鴎外(著者), げみ(イラスト)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 立東舎
発売年月日 2023/05/18
JAN 9784845638826

高瀬舟

¥1,155

商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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2024/02/10

乙女の本棚シリーズ、げみさんのイラストと物語が絶妙にマッチしていて、イメージが膨らんだ。 喜助がかなりイケメンに描かれていて♡ それにしても…この状況だと喜助はやっぱり弟殺しの罪人になってしまうのか。 安楽死、昔も今も難しいテーマです。

Posted by ブクログ

2024/01/20

昨日1月19日は、森鷗外の誕生日。 毎年、谷根千にある森鷗外記念館が、無料となります。 友人を誘い、森鷗外旧居「観潮桜」跡地に建つ記念館へ。友人は、wikiでは、誕生日が2月17日になっているけど?と。まあ旧暦か新暦の違いでしょうとは思いつつ、受付のお姉さんに確認させていただく。...

昨日1月19日は、森鷗外の誕生日。 毎年、谷根千にある森鷗外記念館が、無料となります。 友人を誘い、森鷗外旧居「観潮桜」跡地に建つ記念館へ。友人は、wikiでは、誕生日が2月17日になっているけど?と。まあ旧暦か新暦の違いでしょうとは思いつつ、受付のお姉さんに確認させていただく。 鷗外自身が、誕生日を1月19日と公表していたので、当館ではその意向を受けて、とのこと。 鷗外は、文久2年(1862)生まれ、まだ江戸時代、新撰組が活躍し始めた頃。誕生日は旧暦。 観覧料安いんですけどね。 平野啓一郎氏が、森鷗外をかなり尊敬する作家として評価されているインタビュー映像なども放映されている。舞姫の解説では、私は今まで全く読めていなかったことを知り、再読必要作品となりました。 平野さんは、小学生の時「高瀬舟」を読んで以来、全集読破されているとのことで、鷗外の文章から多くの作品について触れていました。 そして、ショップでは、乙女の本棚「高瀬舟」「木精」が、棚の中央部に迎えられていました。 私も「高瀬舟」が、初めての森鷗外だったと思います。(もしかしたら山椒大夫かもだけど) 有名で教科書にも掲載が多いので、知っている方が多い作品だと思います。 当時、まだその名称を知らずに考えた安楽死のこと。森鷗外は知足と表現している、足るを知るということ。 貧しくも支え合ってきた弟を殺した心優しき男。 罪人舟で晴れやかな、男の表情。 初読から数十年経っても、男の境地にはたどり着けない。 げみさんの、作品と小説がすごく合っています。

Posted by ブクログ

2024/01/08

小学生のころ(多分)教科書で読んだ高瀬舟。 比較的好印象で自分の中に残っていた作品だが、改めて読むと、月明かりの照る夜更けに舟の上で、自分の境遇を語る喜助とそれを聞く同心の心持ちが心地よい静けさを醸し出すなぁ、と思いました。 その静けさをイラストがいい具合に冗長させてる素敵な絵本...

小学生のころ(多分)教科書で読んだ高瀬舟。 比較的好印象で自分の中に残っていた作品だが、改めて読むと、月明かりの照る夜更けに舟の上で、自分の境遇を語る喜助とそれを聞く同心の心持ちが心地よい静けさを醸し出すなぁ、と思いました。 その静けさをイラストがいい具合に冗長させてる素敵な絵本です。 心地よい静けさ、というと語弊があるかもしれません。人の際限ない欲と、安楽死のための殺人という深いテーマを盛り込んだ作品なので考えさせられる点は多いのですが、それを押し付けないふんわりとした包み込む雰囲気があるのが心地よいと感じます。 2023.1.8 7

Posted by ブクログ

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