1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

マッカラーズ短篇集 ちくま文庫

カーソン・マッカラーズ(著者), ハーン小路恭子(編者), 西田実(訳者)

追加する に追加する

定価 ¥1,100

¥935 定価より165円(15%)おトク

獲得ポイント8P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

6/1(土)~6/6(木)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2023/05/12
JAN 9784480438713

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

6/1(土)~6/6(木)

マッカラーズ短篇集

¥935

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.7

6件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/11/25

 表紙に惹かれて読む。絶対的な意味での一人きりではなく、むしろ相対的に、世界を疎外することで陥っている(もしくは獲得している)孤独というのが全体的なムードとしてある。と書いてみるとまるでトーベ・ヤンソンであるしシャンタル・アケルマンを読み観た時の感慨に似ていることを自らの中にあら...

 表紙に惹かれて読む。絶対的な意味での一人きりではなく、むしろ相対的に、世界を疎外することで陥っている(もしくは獲得している)孤独というのが全体的なムードとしてある。と書いてみるとまるでトーベ・ヤンソンであるしシャンタル・アケルマンを読み観た時の感慨に似ていることを自らの中にあらためて見つけるけれど、三者の中ではマッカラーズがもっともストーリーのことを意識しているように思う。それは言い換えれば自らを作品から切り離し、想いはこめつつキャラクターならびに物語世界をあくまでフィクションとして距離をとりつつ書いているということでもある。しかしそれは裏を返せば、作品にすら疎外を適用させているということか。

Posted by ブクログ

2023/10/19

「悲しき酒場の唄」が中編で、他に短編が7編。短編は「木、石、雲」と「渡り者」が好き。 全体的に、愛と孤独がテーマなのかな。愛するがゆえに感じる孤独というか、愛と孤独をこじらせたような人がよく登場する。独特な雰囲気があって好きな作家だ。

Posted by ブクログ

2023/09/12

元夫婦のふたりが殴り合いで決着をつけるというのが面白過ぎた(表題作)。良い人(報われるべき人)が出てこなくて、ひどいことが淡々と描かれ、それによって得られる教訓もない。できごとが人々の体をただ通り抜けていくという感じ。 一番印象に残ったのは「木、石、雲」。短いけど胸をつかまれる...

元夫婦のふたりが殴り合いで決着をつけるというのが面白過ぎた(表題作)。良い人(報われるべき人)が出てこなくて、ひどいことが淡々と描かれ、それによって得られる教訓もない。できごとが人々の体をただ通り抜けていくという感じ。 一番印象に残ったのは「木、石、雲」。短いけど胸をつかまれる。小さい「大丈夫」のかけらを懸命にかき集める日々。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品