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今日も町の隅で 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2023/02/24 |
JAN | 9784041134009 |
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今日も町の隅で
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商品レビュー
3.6
14件のお客様レビュー
この小説を読み終わった後、別の本のフレーズを思い出しました。 ”「幸福は、状況の編集能力・解釈能力によって構成されるもの」と考えているの。” (by 愛は毒か 毒が愛か) まさにコレ、なのです! この小説に出てくるストーリーは、普通の人のほんのちょっとした日常生活なのです。...
この小説を読み終わった後、別の本のフレーズを思い出しました。 ”「幸福は、状況の編集能力・解釈能力によって構成されるもの」と考えているの。” (by 愛は毒か 毒が愛か) まさにコレ、なのです! この小説に出てくるストーリーは、普通の人のほんのちょっとした日常生活なのです。 (ほんのちょっととしたのは、普段の生活に毛が生えたくらいの出来事だからです) 日記に書くか書かないか、判断に迷うくらいのレベルと言えば伝わりやすいかなぁ。 が、しかし。 読んでみると、どれもこれも特別感があるんですよね~。 この特別感って何だろうと考えた時に、思い出したのが先のフレーズです。 大したことのない日常も編集能力・解釈能力次第でいかほどにも特別なモノになるって事なんじゃないかな、と気づきました。 なんで自分の人生ってこんなにもつまらないんだろう……、と思う時間があるのであれば、編集能力・解釈能力を身につけ、自分の人生に特別感を持たせる方に舵を切った方がお得感がありますね。(自分でコントロールしている感があるので、充実感もついてくるかもしれない) この小説に書かれているような「幸せ」は自らプロデュースして作っていくものなのかもしれません。 目の覚めるような何かが起きるわけではないので、心穏やかな状態のまま読めました。(たまにはいいね、こういうのも)
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282ページ 1700円 8月24日〜8月25日 みつば町で暮らす人々のちょっと心暖まる10の短編集。親が離婚することや引っ越しすることなどの共通項がどの話にもある。 短編集だから一つ一つが短くて読みやすい。文体も読みやすく、すーっと入ってきた。
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1つの町で生きる様々な人々の日常を描いた小説でした。まるでアジサイの花が小さな花々が集まって、大きなアジサイという花になる様に、人々が日常生活の中で、それぞれの小さな心の花を咲かせ、その集合体が「今日も町の隅で」というアジサイの花となって、私達読者を静かに楽しませてくれる…といっ...
1つの町で生きる様々な人々の日常を描いた小説でした。まるでアジサイの花が小さな花々が集まって、大きなアジサイという花になる様に、人々が日常生活の中で、それぞれの小さな心の花を咲かせ、その集合体が「今日も町の隅で」というアジサイの花となって、私達読者を静かに楽しませてくれる…といった感じの印象を受ける穏やかな小説でした。
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