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火狩りの王(二) 影ノ火 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2022/12/22 |
JAN | 9784041128893 |
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火狩りの王(二)
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商品レビュー
4
15件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
神族が出て来たりと先が気になる展開に目が離せなかった。綺羅の家族の関係性や、灯子が火狩りになるのか、どんなキーパーソンになるのかが気になった。ただ主人公の灯子がどんな力があるのか、どんな子になるのか分からなくてもどかしい。これから面白い展開になるのを期待する。
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頭の中のイメージが追いつかない。後半から始まる、炎魔との死闘。明楽や灯子らの戦いが圧倒的な筆力で描かれる。目が離せない、すぐさま3巻へ。一息つけない。 炉六のセリフ ✔︎おれは親しい者をみな失ったが、お前たちがこの先も生きる世界を、見てみたいのだ
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ついに首都に着く! ついに灯子と煌四が出会う! 高揚感が貫くように始まる第二巻は、怒涛の展開であれやこれやといろんなことが巻き起こって、読み終わって「ふぅ」と一息をつくほど。 神族に対しての猜疑心、燠火家の違和感、一巻目でジワジワと感じていたことが、第二巻で物語が進みながら、灯子や煌四の行動の中で露わになっていきました。 燠火家も神族も蜘蛛も、自分たちのことしか考えていない。 まあ、生き物というのは自分たちのことしか考えないことが基本で、そこに余裕があれば周りにも目を向けられるものかもしれない。 そんな生き物の道理というものは灯子や煌四も同じではあるのだろうけど、そこに純粋な思いがあるのかどうかが“エゴ”で動くことの質を変えるのだろうね。 ↓ネタバレ↓ 神族の1人であるひばりとの接触がありました。 ひばりが灯子や明楽に見せた幻の中の神族たちが、人間と接触せず天上から世界を納める神族として想像する通りの姿であるように思います。 そうすると、ひばりは神族でありながらも少し人間に近い感性を持っているのかもしれないなあ。 幻を見せながらも動揺したひばりは、ひばりの過去(ひばりが紙を動かせる異能を持つこと)も見せました。 なんとなく、ひばりも神族の中では異端であるのかもしれないという感じ。 灯子の周りに集まるのは、異端であったり、一人ぼっちになってしまった人。 灯子自身も村でのけものにされ、火穂もそう。 明楽も炉六も残された1人で、昭三も残った1人(両親はいるけど)。 クンは1人捨てられて、煌四・綺羅もある意味では1人。 そういう1人になってしまった人が集まって、大きな力になっていく感じが、お守りを引き継いでいく様子に重なります。 またひばりが異端であるからこそ、 灯子や煌四に対して「面白い」と思うのかもしれないし、その「面白さ」は誰かを助けたい・自分も役に立ちたいという純粋なエゴからくるものかもしれないな。 なんとなく、ひばりは仲間になりそう!と、第三巻期待して読み始めます。
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