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古代オリエント全史 エジプト、メソポタミアからペルシアまで4000年の興亡 中公新書2727

小林登志子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2022/11/21
JAN 9784121027276

古代オリエント全史

¥990

商品レビュー

3.8

8件のお客様レビュー

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2024/03/17

自分のようなほんの少ししかオリエント史の知識を知らなくても頭にスルスルと入った素晴らしい本。 多分著者の方が因果関係をしっかり書いてくれているので頭に入るんだと思う。 それにしてもオリエントは恵まれた地域である分他国が侵入する頻度も高いので、本当に忙しない。でもそれによって文明の...

自分のようなほんの少ししかオリエント史の知識を知らなくても頭にスルスルと入った素晴らしい本。 多分著者の方が因果関係をしっかり書いてくれているので頭に入るんだと思う。 それにしてもオリエントは恵まれた地域である分他国が侵入する頻度も高いので、本当に忙しない。でもそれによって文明の発展度合いも日本じゃ考えられないほど凄まじいので、そういうところが面白いし今のあらゆる出来事に繋がって大事だなあと感じた。

Posted by ブクログ

2023/09/22

現在、シュメール文化研究の第一人者(と言っていいと思う)、小林登志子氏による、古代オリエントの歴史解説。歴史を丹念に追っている一方、語り口が読みやすく、また最新の研究の観点から、様々な学説に対しての解説も十分揃っており、入門編としては十分だと思う。  氏も書かれているが、我々日本...

現在、シュメール文化研究の第一人者(と言っていいと思う)、小林登志子氏による、古代オリエントの歴史解説。歴史を丹念に追っている一方、語り口が読みやすく、また最新の研究の観点から、様々な学説に対しての解説も十分揃っており、入門編としては十分だと思う。  氏も書かれているが、我々日本人がオリエントについて知っているのは、大半がエジプトとギリシャの歴史書に基づくものである。四大文明発祥の地なのに、斯くも知識が浅い。  ペルシア戦争など、ヘロドトスの歴史に基づくギリシャ史観によると悪の帝国の侵略となってしまうが、ペルシャ側からすれば辺境の反乱を誘発する外国への懲罰的示威行為となる。事実、ペルシャ帝国にとってはペルシア戦争は局地戦に過ぎず、その後のペロポネソス戦争でも大きな影響力を有している。  中々知ることの少ない古代オリエントについて学べると同時に、歴史の多面的な見方の重要性を再確認させてくれる名著。

Posted by ブクログ

2023/06/25

「(アレクサンドロスの)征服を過大に評価、正当化することで現代に至るまでヨーロッパ勢力のアジア侵攻を正当化する歴史観に、本書は与しない」 淡々と記述される大枠の「古代オリエント史」でこうした意思を持った言葉に出くわすと、少し胸が熱くなる。

Posted by ブクログ

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