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この世の喜びよ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/11/10 |
JAN | 9784065296837 |
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商品レビュー
2.8
182件のお客様レビュー
静謐で味わい深い物語世界
2022年下半期第168回芥川賞を受賞した表題作を含む3作品を収録した短編小説集である。表題作では、子育てを終えた、大きなショッピングセンターの喪服売り場で働く女性店員が主人公であり、文中では「あなた」と表記される。職場に隣接するフードコートで毎日夕方から暗くなるまで時間を潰して...
2022年下半期第168回芥川賞を受賞した表題作を含む3作品を収録した短編小説集である。表題作では、子育てを終えた、大きなショッピングセンターの喪服売り場で働く女性店員が主人公であり、文中では「あなた」と表記される。職場に隣接するフードコートで毎日夕方から暗くなるまで時間を潰している中学生の少女との、店員と客との関係を越えた屈託のない交流を中心に、「あなた」の繊細な心の動きが、子育ての思い出などとともに丁寧に掬い取るように描き出されていく。独特な文体と相まって、静謐で味わい深い物語世界が広がっている。
fugyogyo
芥川賞受賞作ということで読みました。3編からなる本ですが、表題のお話のみの感想です。 まず、めちゃくちゃ読み進めづらい。 本屋大賞を受賞している本だと、得意不得意はあるのかもしれないけど、読んでいて詰まることはないような気がする。 なのに、、主人公に対して「あなた」口調で物語が進...
芥川賞受賞作ということで読みました。3編からなる本ですが、表題のお話のみの感想です。 まず、めちゃくちゃ読み進めづらい。 本屋大賞を受賞している本だと、得意不得意はあるのかもしれないけど、読んでいて詰まることはないような気がする。 なのに、、主人公に対して「あなた」口調で物語が進むからというのもあるから?それに、話がいろんなところに飛んだりして、人がこんな会話するだろうか?って不自然に思うくらい突発的にいろんな話が出てくる。句読点や鉤括弧も不規則に使われていて、文章がとにかく読みづらいです。 メッセージはなんとなく読み取れるし、その読みづらさの中にこの著者のワールドがあるんだと思うけど、すごく苦手かな…。 他の話も読む気がしなかったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ショッピングセンターの喪服売り場で働くあなた。 たくさんいる従業員とはなかなか打ち解けないけれど、フードコートに来る女子高生と、ゲームセンターで働く若者の多田とは休憩時間に親しくしている。 若い彼らと話すときは、かつての若い自分を思い出して話すあなた。 思い出すことは、かつて幼かった娘2人とショッピングセンターで過ごした日々。成長した娘たちとの今の日々。 かつて慌ただしく過ぎていった日々を、懐かしく思い出させてくれる本だなあ。 主人公を「あなた」という表現で書かれているので、なんだろうという感じで読み進めて終わった感じ。 更に帯に静かな感動とか書かれているから、妙にそれを意識してしまって感動は起きず。 でも読み返すと、ああこれはかつて若かった自分が思っていただろう些細な苦悩とか、 幼い子供の世話にいっぱいいっぱいだった日々を思い出させてくれることの連続だなあと思うと、じーんとくるね。 他2つの短編。家を建てるために展示住宅に一人で泊まる話と、叔父と叔父の友達親子と泊まる話。 読み返すといい本。また読みたい。
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