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神のいない世界の歩き方 「科学的思考」入門 ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫

リチャード・ドーキンス(著者), 大田直子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2022/06/22
JAN 9784150505905

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商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2024/05/12

ふむふむふむ。なかなかグッドでした。 読む人が読んだら大炎上しそうな内容でしたが、根拠を明示しながらの説明は首尾一貫としており、こういうスタンスもありだよね、と私は思えました。 特に最後の結論には納得感があり、非常に勉強になりました。 宗教が良い方向へ働いているうちは神はいてもい...

ふむふむふむ。なかなかグッドでした。 読む人が読んだら大炎上しそうな内容でしたが、根拠を明示しながらの説明は首尾一貫としており、こういうスタンスもありだよね、と私は思えました。 特に最後の結論には納得感があり、非常に勉強になりました。 宗教が良い方向へ働いているうちは神はいてもいいと思いますが、悪い方向へ働いてしまったとしたら、それは神のいない世界を歩き始めるべきではないかと思います。 日本人は無神教的で、海外の宗教問題への意識が希薄であるという話を聞いたことがあり、私もその自覚はあるので、他者が大切にしていることを踏みにじりたくはないなあと思っていましたが、戦争やテロまで繋がって実害が出ている場合は、話が違います。 しっかり勉強して冷静に価値判断してほしいものです。

Posted by ブクログ

2024/03/29

うーん、相変わらずドーキンスの語り口は楽しく読める。 生物学におけるダーウィンの進化論が揺るがされる現代アメリカにおいて、多様な生物が分岐し、DNAを自然淘汰のうちに自由自在に枝を伸ばしてきた、地球上生きとし生けるものすべての生物の歩みを、論理的かつ実際的な見地でもってドーキンス...

うーん、相変わらずドーキンスの語り口は楽しく読める。 生物学におけるダーウィンの進化論が揺るがされる現代アメリカにおいて、多様な生物が分岐し、DNAを自然淘汰のうちに自由自在に枝を伸ばしてきた、地球上生きとし生けるものすべての生物の歩みを、論理的かつ実際的な見地でもってドーキンスは神のいない世界を肯定的に再度捉えなおす。 神への攻撃の仕方が有無を言わさない理詰め感で容赦ない。 YouTubeの動画は全部見ましたよ。

Posted by ブクログ

2024/02/11

【感想】 神は存在するのか?神を信じる必要はあるのか?神は人間の道徳や生命の起源に関係しているのか? 「進化論」を否定する人が4割近くもいるアメリカ社会において、科学的な根拠や論理的な推論を用いる、という行為は意外にも難しい。そうした中、「無神論者」「科学者」という立場から、明快...

【感想】 神は存在するのか?神を信じる必要はあるのか?神は人間の道徳や生命の起源に関係しているのか? 「進化論」を否定する人が4割近くもいるアメリカ社会において、科学的な根拠や論理的な推論を用いる、という行為は意外にも難しい。そうした中、「無神論者」「科学者」という立場から、明快かつ挑戦的な回答を提示するのが、筆者のリチャード・ドーキンス及び本書『神のいない世界の歩き方』だ。本書は、ドーキンスの代表作『神は妄想である』の続編とも言える一冊で、若い世代を対象に書かれた現代の無神論についての入門書である。 本書は12の章から構成されている。おおまかには、 第1章~第2章:古代から現代まで、さまざまな宗教や神々の歴史を概観し、人間がなぜ神を創造したのか、神の概念がどのように変化してきたのか、聖書やコーランなどの聖典がどのようにして書かれ伝えられてきたのかを考察する。 第3章~第12章:神の存在は科学的にも哲学的にも立証できず、生命の起源、目的、自然現象、人間の心、意識、感性、想像力、文化といったあらゆる自然的・人間的要素は「神によって定められたものではない」と、繰り返し検証していく。 となっている。 副題に「『科学的思考』入門」とあるとおり、筆者が軸足を置くのはサイエンス、中でも「進化論」だ。 進化論は神や宗教に対する無神論の立場を支持するための重要な科学的理論である。当たり前のことだが、進化論は生命に目的や意味を与えていない。対して「創造論」――神がそのようにデザインした――という立場であれば、「神は何故そのような器官を?」「神はどうしてもっと便利な形状にしなかったのか?」という「神の意志」に疑問を呈さざるを得なくなる。一方で、進化論は生命の多様性や複雑性、適応性や美しさなどを「自然選択」というメカニズム一つで説明する。一応、進化論も「なぜその形に?」という疑問が残るような形態進化はあるものの、「共通の祖先から複雑化していく過程」を説明する進化論のほうが、格段に説得力がある。そうした基本的な科学理論から神の存在や聖書の記述を否定し、世界の見方を捉え直そう、というのが本書のあり方である。 本書は、「進化論を信じていない&神と聖書を信じている」アメリカ人向けに書かれた本である。そのため、神の存在を証明しようとする論証や神の存在を否定する論証といった、日本人には耳馴染みの無い主張も出てくる。そうした未知の考え(間違ってはいるが)を、「進化論支持者」というスタンダードな立場から覗ける、という意味でも面白い一冊だ。

Posted by ブクログ

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