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破れ星、流れた

倉本聰(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2022/06/08
JAN 9784344039667

破れ星、流れた

¥770

商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

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2023/10/01

数々のメガヒットTVドラマ作者で誰もが名前を知る倉本聰の自伝風エッセイです♪ 名前しか知らなかった彼の歩みがきちんと語られていてとても興味深く読めました。 ご本人も知らず知らずのうちに大きくお父さんの影響を受けて今があることがよく分かります。 戦前戦中そして戦後の様子もきちんと描...

数々のメガヒットTVドラマ作者で誰もが名前を知る倉本聰の自伝風エッセイです♪ 名前しか知らなかった彼の歩みがきちんと語られていてとても興味深く読めました。 ご本人も知らず知らずのうちに大きくお父さんの影響を受けて今があることがよく分かります。 戦前戦中そして戦後の様子もきちんと描かれているので当時の背景がリアルに分かり易くていいです。 当然ですが私たちに馴染みの人々が陰に陽に倉本さんと繋がっていることも楽しく嬉しい履歴書になってて面白いですね! そして脚本家として独り立ちするまでのストーリーで終わっているので爾後のストーリー編もあるのかしら?と思わせられるエンディング。 いやあ楽しめる自伝でした。

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2023/03/28

恵まれた子ども時代と破天荒な父 その時代に父が何を教えてくれたのか振り返って 人としての有り様を教えてもらったと回想する 東大二浪のあと入学したが大学へは ほとんど通わす喫茶店でアベックの会話を観察 文学 演劇 シナリオなどに時間を費やし つてを頼りにニッポン放送に入社 依頼...

恵まれた子ども時代と破天荒な父 その時代に父が何を教えてくれたのか振り返って 人としての有り様を教えてもらったと回想する 東大二浪のあと入学したが大学へは ほとんど通わす喫茶店でアベックの会話を観察 文学 演劇 シナリオなどに時間を費やし つてを頼りにニッポン放送に入社 依頼がありペンネームで二足の草鞋で働くが 過労で倒れシナリオ作家として独立する経緯 今時できない行き方面白い

Posted by ブクログ

2023/01/01

北の国からの脚本家 倉本聰の自伝。 父との思い出は、愛に包まれた幼年期は幸福感に溢れているが、後年衰えていく父への憐れみと、強くあってほしいと願う息子の心情が描かれている。  野暮かも知れないが、黒板五郎と純との関係そのものだ。  浪人の末 東京大学文学部に合格するものの、授業に...

北の国からの脚本家 倉本聰の自伝。 父との思い出は、愛に包まれた幼年期は幸福感に溢れているが、後年衰えていく父への憐れみと、強くあってほしいと願う息子の心情が描かれている。  野暮かも知れないが、黒板五郎と純との関係そのものだ。  浪人の末 東京大学文学部に合格するものの、授業にはほとんど出席せず劇団の稽古場と、酒場との往復で、脚本家を漠然と目指していく。 その時点で、父親は亡くなっていたので、家庭教師などをしながら家計と学費を稼ぐのは、自分からすると凄いなと思ってしまう。  無頼をしているのに、いざ卒業試験を受ける段になると、震えが止まらなくなったり、卒論の評価に憤ったり、辞表を出して引き止められなくて、悲しんだりと倉本さん失礼ながら繊細なんだなと思ってしまった。 田崎健太著 真説・長州力の評伝でもそうだったが、何者でもない若い頃の話は饒舌なのだ。芸能界のことや仕事の世界の事は口が重くなる。  この後の専業脚本家になってからの続編はあるのだろうか?

Posted by ブクログ

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