1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

母親になって後悔してる

オルナ・ドーナト(著者), 鹿田昌美(訳者)

追加する に追加する

定価 ¥2,200

¥1,375 定価より825円(37%)おトク

獲得ポイント12P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

6/1(土)~6/6(木)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2022/03/24
JAN 9784105072711

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

6/1(土)~6/6(木)

母親になって後悔してる

¥1,375

商品レビュー

3.5

85件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/04/07

図書館で借りた。 タイトルの通り、タブー・言っちゃいけない感情についての本だ。もちろん楽しい・嬉しいというものではない。「女性は子どもをつくりたいのが普通」「女性は子どもを好きでなくちゃいけない」といったさも当たり前のような前提に対して、正面からぶつかった本。私には如何にも現代的...

図書館で借りた。 タイトルの通り、タブー・言っちゃいけない感情についての本だ。もちろん楽しい・嬉しいというものではない。「女性は子どもをつくりたいのが普通」「女性は子どもを好きでなくちゃいけない」といったさも当たり前のような前提に対して、正面からぶつかった本。私には如何にも現代的と感じるし、「そういう人もそりゃあ居るよねえ」と感じた。 インタビューを主な構成要素としており、「母になる道筋」「母親業」「母になった後悔」「感情に対して」「子どもたちに対して」といった方面から向き合っていく。 内容については、正直想像の域は超えなかった印象。そうだよねぇ、そういう感情もあるよねぇと、よしよしとでも言いたくなるような、まるで相談されているかのような感覚になった。 「産みの親と育ての親は全く異なる」というのも、(日本では現状ほぼありえない価値観だが、)あって良いのかなとも考えさせられた。 話題になっているベストセラーではあるが、私は星3つ評価かな。

Posted by ブクログ

2024/03/20

思ってても口に出さないことってたくさんある。 思ってても口に出さないことランキングがあったとしたら、女性部門第1位に輝くのではないかと思うのが「母親になって後悔してる」である。 女性としては歳を重ねるにつれ、母親になれる可能性は刻々と先細りする訳だけど、歳を重ねるにつれて子を持...

思ってても口に出さないことってたくさんある。 思ってても口に出さないことランキングがあったとしたら、女性部門第1位に輝くのではないかと思うのが「母親になって後悔してる」である。 女性としては歳を重ねるにつれ、母親になれる可能性は刻々と先細りする訳だけど、歳を重ねるにつれて子を持つことへの恐怖は膨らんでいく一方である。 恐怖の原因は街で見かける子連れの母や、職場で見る時短勤務で働く母の余裕のない姿である。母たちが背負っているものの重さに、とても自分が耐えられるとは思えない… 私が子を持つことへの不安を伝えると、母たちが口を揃えて言うのは「チャンスがあるなら産んだ方がいい」「自分の子が生まれたら可愛いと思える」という前向きな言葉である。 1人だけ、「子どもを全然可愛いと思えないし、別に産まなくてもいいと思う」と言った友人はいたが、その後「子どもと会話ができるようになってから子育てが楽しくなった」と言うようになり、結局2人目を産んでいた。 という次第で、疑問が晴れずモヤモヤしていたところ、たどり着いたのが「母親になって後悔してる」という本だった。 これまで母親たちの胸の内に秘められていたことが、ついに公に発表できる世の中になったのだ。これに対して「子どもがかわいそう」という声があるが、この本で語られているのは”生まれた子どもを愛しているかどうか”ではなく、それ以前に”子を持つか持たないか、女性が自分の意思で選択できるか”という点である。 母親になることの後悔と、子どもを愛することは両立する。 「子どもがかわいそう」って言われたらもう”何にも言えねぇ…”ってなるし、この議論を潰してしまうのは結果的に将来不幸な家庭を増やすことに繋がる気がする。 この本では、イスラエルで行われた研究の結果がまとめられている。 イスラエルは女性が平均で3人の子どもを産む国(!)で、ユダヤ教の教えから産め産め圧力がすごいらしい。著者は、母親たちに地獄のような質問を投げかけていくのだが、母親たちは本心を口に出せることに一種開放感を感じてるようでもあった。 地獄の質問例 母になった理由は? 過去に戻ることができるとしたら、それでも母になりますか? 母になったのが自分にとって間違いだったと理解した瞬間は? 母になることに何かメリットがあると思いますか? こりゃ地獄やな…興味がある方はぜひ本を読んでみてほしいです!

Posted by ブクログ

2024/02/15

子どもを産める(子孫を残す)のは女性しかできないのは「真」ですが、タブー視すらされているタイトルの言葉を白日の下に引き出し、ジェンダーの問題である事を知らしめる内容でした。 「子どもを愛している」ことと「母親になって後悔している」は両立することがまずは重要なポイントになります。...

子どもを産める(子孫を残す)のは女性しかできないのは「真」ですが、タブー視すらされているタイトルの言葉を白日の下に引き出し、ジェンダーの問題である事を知らしめる内容でした。 「子どもを愛している」ことと「母親になって後悔している」は両立することがまずは重要なポイントになります。 ジェンダーゆえに一人の人間として生きる将来を(敢えて言えば)破棄せざるを得ないという生き方は、確かに男にはなく、女性にのみ押し付けられている現実。その中で、一人の人間として生きた将来に思いを馳せるのは、確かに「後悔」ではありますが、至極当然の主張だと思います。 生物として、社会通念として、宗教観として、「母親になる」ということを受け入れざるを得ない状況にしておきながら、そこにあるジェンダー差別を認識できていなかったことを認識させられました。 惜しむらくは、イスラエルという特殊な環境で、且つ母集団に比べ標本数(インタビュー対象)が少なすぎるという部分が、まだ「社会的には」反論の余地を残してしまっているところでしょうか。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品