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人生はゲームなのだろうか? 〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学 ちくまプリマー新書395

平尾昌宏(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2022/02/09
JAN 9784480684202

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商品レビュー

4.1

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2024/01/31

『人生はゲームなのだろうか?』 著者 平尾昌宏 ちくまプリマー新書 2022年  結論だけを知ってもしょうがないことがあると知ったのはいつからだろうか。学問を学んでいったり、仕事の実務を覚えていったり、または人として大切なことを会得していったり。そのような中で、結論や答えを教え...

『人生はゲームなのだろうか?』 著者 平尾昌宏 ちくまプリマー新書 2022年  結論だけを知ってもしょうがないことがあると知ったのはいつからだろうか。学問を学んでいったり、仕事の実務を覚えていったり、または人として大切なことを会得していったり。そのような中で、結論や答えを教えてもらっても、納得できなかったり、納得はできても、ただの知識で終わり、そのままということもある。 いろんなことを知っていく中で、結論だけを知っても意味がない。過程をしることで改めて見えてくるものがある。そんなことを教えてくれるのが、本書である。  この本では、上記の通り、結論だけを知っても意味がない。それはこの本の副題「<答えのなさそうな問題>に答える哲学」が雄弁に物語っている。 この本は著者が1人で答えを導くような、そんな感じの本ではない。この本では、読者とともに考えるということを視野に入れている。テーマを決めて、自分たちで答えを出す。著者はそう書いている。もちろん、本という媒体上、限界はあるが、読んでみれば、「この本は確かに、結論だけを知ってもしょうがない」と思えるはずだ。   読者と考えていくとはどういうことなのか?ここで、本書のタイトルをみてみると『人生はゲームなのだろうか?』である。つまり、人生がゲームであるかどうかを読者と考えるということである。この本では考える過程を示し、それに読者が呼応するような形で、進んでいく。少し引用しよう。 ゲームとは何か。言い換えると、「ゲームの本質」と言ってもいいです。あるいは、「ゲームの概念」と呼ぶこともできます。「概念」というのは、英語だとコンセプト、ドイツ語だとペグリフと言いますが、これは両方とも「掴む」という意味の動詞からできた言葉です。ゲームならゲームってものを、どう捉えるか、どう掴まえるか、捕まえた内容が概念。 (中略) だから、「ゲームが成り立つための必須の条件」を考える。こっちの方がやりやすいでしょう。 このような考え方を本書では採用し、この論を進めていくことで、人生がゲームであるのかどうか、はたまた人生以外でも、戦争や受験、宗教などの事柄がゲームであるかどうかを判断していく。 本書はいわゆる哲学的思考を身につけるための本である。このような本は幾百とあるが、この本が他の本と違うところは著者の親しみやすい文章と思考の根拠や理由をはっきりと示しながら尚且つそれを読者自身にも考えさせやすいように、著者自身の考えがわかりやすいようにしてあるところだと思う。 最後に、印象に残った箇所を引用する。 たぶんですけど、「もっと深く、もっと突っ込んで」という面を見ると、「やっぱり哲学って答えがないんだな」と思ってしまう人もいるだろうと思います。だけど、そうじゃなくて、例えば、「人生はゲームか」については一定の答えが出せたわけです。ただ、たとえ答えが出せたとしても、その上で、「もっと先まで、もっと広く」、あるいは、「もっと深く、もっと突っ込んで」っていうのも可能だってことです。それは「答えがない」というのとは全く違ってて、言うんだったら「哲学には終わりがない」と言った方がいい。区切り区切りで、一定の答えを出すことはできる。だけど、それをさらに広げたり、掘り下げることもできる。そう言う意味では、終わりがない、いつまでも続けられる(楽しい!)。

Posted by ブクログ

2024/01/22

〈読む前〉 人生はゲーム化すればおもしろくなると思ってる。 〈読んだ後〉 「問い」を通して問題の本質を掴むことが大事。その答えに至るまでの前提条件や思考回路がどうなるのかなしに得た答えは、答えになり得ない。

Posted by ブクログ

2023/06/03

「人生はゲーム」というフレーズは、自分にとっては「スローなブギにしてくれ」が最も印象的かな。そしてなかなか印象的なフレーズだ。本当にそうなのかなという意味でも。 そんな積年のほわっとした疑問の答えを求めてこの本を読んでみた。何となく「人生はゲームなのだろうか」という命題について考...

「人生はゲーム」というフレーズは、自分にとっては「スローなブギにしてくれ」が最も印象的かな。そしてなかなか印象的なフレーズだ。本当にそうなのかなという意味でも。 そんな積年のほわっとした疑問の答えを求めてこの本を読んでみた。何となく「人生はゲームなのだろうか」という命題について考えを巡らせていく感じかと思いきや、サクッと哲学的な理屈でわりと前半で「ゲームじゃない」ってことになっちゃう。ゲームの条件は「ルールやマニュアル」と「目的、終わり」という必須条件があるけど、人生はそれを満たさない……らしい。……というか、このへんあまりよくわからないまま読んでしまった気がする(読めたことになってないけど)。 そして、そもそも「人生はゲーム」だと思う人にとってはゲームだし、そう思わない人にとってはゲームじゃないんじゃないの。それでいいんじゃないのとも思った。 ちくまプリマー新書のテイストなのか、難し気なテーマをおしゃべりのようにへんなのりツッコミとか入れながら進んでいくのが何だか鼻についちゃう。先生だけが面白いと悦に入りながらスベってる授業を聞いてるみたい。

Posted by ブクログ

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