1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

当事者は嘘をつく

小松原織香(著者)

追加する に追加する

定価 ¥1,980

¥1,595 定価より385円(19%)おトク

獲得ポイント14P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2022/01/31
JAN 9784480843234

当事者は嘘をつく

¥1,595

商品レビュー

4.1

20件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/09/26

当事者性ってなんだろうと、非当事者だったらどこまで行っても理解することなんか無理だと思っていたけど、 それが著者の言葉でちゃんと書かれている。 私はなんの当事者でもないけど、この本を読んで良かったと、単純に思った。 著者は強い人である。

Posted by ブクログ

2023/08/21

「あなたには分からない」と、その人(たち)をはね除けることは、結局のところ「私のことを分からないあなたのことが、私は分からない」と自分の心の不透明な部分をはね除けることと等しいのではないだろうか。 自分の心の中に空洞が残るのは、正にこういった所作によるものかもしれんと思われた。 ...

「あなたには分からない」と、その人(たち)をはね除けることは、結局のところ「私のことを分からないあなたのことが、私は分からない」と自分の心の不透明な部分をはね除けることと等しいのではないだろうか。 自分の心の中に空洞が残るのは、正にこういった所作によるものかもしれんと思われた。 「私のことが分からないあなたのことを私は知りたい」なぜならそれが、「私を知る」ことに繋がるからだ…という路があるような気がするな。

Posted by ブクログ

2023/08/16

性被害者を名乗りでること、こうした被害者を支援する人たちとの関係性、被害者同士の支援などなど、普段考えもしないようなことを考えさせられる本であった。著者の研究者としての視点と被害者としての当事者性のバランスが見事に取れている。読んでいて、著者の当事者としての苦悩がダイレクトに伝わ...

性被害者を名乗りでること、こうした被害者を支援する人たちとの関係性、被害者同士の支援などなど、普段考えもしないようなことを考えさせられる本であった。著者の研究者としての視点と被害者としての当事者性のバランスが見事に取れている。読んでいて、著者の当事者としての苦悩がダイレクトに伝わってくる。ある意味固唾を飲んで読み進めた。当事者ならではの視点、感覚について、考えさせられることが多かった。単なる被害者の記録ではなく、第三者的な視点がうまく組み合わせられている稀有な本だと思う。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品