序盤はしんどかったんよね。 何って、流石に最近掘ってる伊達先生の作品とはいえ、そもそも淫魔系が苦手というか得意じゃないというか、下手したら嫌いなわけですけどw んでも、まあ次巻のこともあって頑張って読んだら、結局嫌いじゃなかったのでよかった。 そして、お話もなにげよかったし。淫魔はやっぱ苦手だけど、伊達先生らしい「可愛らしい受」が心地よかった。 次巻も安心して買おう。

魔力がないことで、夢だった聖騎士を諦めて、沢山の兄弟の面倒を見るために主夫になったリンダ。普段は楽しそうだけど、聖騎士への想いを捨てられないし、自分が何もしていないように思えるときもあるし…。と複雑な思いもありそう。兄弟、しかも双子の弟まで憧れの聖騎士になっているのだから余計に。ある日魔族のようになってしまったリンダと、それを知ったファングとカイン。この３人の関係がどんどん変わっていくのが伝わってきて楽しかった。何があってもリンダの味方でいてくれるのは間違いないと思えたから。自分の本当の姿を知ったリンダが、今後どうしていくのか気になる。

アズラエル家、男ばかりの9人兄弟、両親は亡くなっていて次男のリンダが主夫として家を守っている。 ある夜、リンダの体に異変が起きて…、なんとリンダは、魔族とのハーフだったのです！ 魔族、しかも淫魔とのハーフのリンダは、他人から精気をもらわなくてはならず、真面目堅物な長男から与えられることになり…。 長男×次男かぁ～、と思って読んでたら双子の弟参入で３Pでした。かなり濃厚でしたな。包容力の長男もいいけど、俺様三男もいいな～。