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頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」 朝日新書841

細川重男(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2021/11/12
JAN 9784022951472

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頼朝の武士団

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商品レビュー

4.1

14件のお客様レビュー

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2022/11/19

源頼朝は鎌倉幕府を開いた。これは日本初の本格的な武家政権であり、日本の歴史上、画期的な出来事である。しかし、征夷大将軍就任で鎌倉幕府を開くという視点は古い歴史観になっている。頼朝は鎌倉殿としての私的権威を拠り所にしていた。 鎌倉幕府の成立をいつとするかは諸説ある。主な説は以下で...

源頼朝は鎌倉幕府を開いた。これは日本初の本格的な武家政権であり、日本の歴史上、画期的な出来事である。しかし、征夷大将軍就任で鎌倉幕府を開くという視点は古い歴史観になっている。頼朝は鎌倉殿としての私的権威を拠り所にしていた。 鎌倉幕府の成立をいつとするかは諸説ある。主な説は以下である。 ・治承四年(一一八〇年)の鎌倉殿誕生 ・寿永二年(一一八三年)の十月宣旨 ・元暦元年(一一八四年)の公文所と問注所設置 ・文治元年(一一八五年)の文治勅許による守護・地頭の設置 ・建久元年(一一九〇年)の近衛大将就任 ・建久元年(一一九〇年)の日本国総追捕使の地位確認 ・建久三年(一一九二年)の征夷大将軍就任 これらのいずれかが唯一の真実というものではない。ある日突然、鎌倉幕府が成立したというものではないためである。 源頼朝は治承四年(一一八〇年)に鎌倉に入り、ここを本拠地と定めた。邸宅(大倉御所)を建設し、一二月一二日に完成して入った。この時のことを吾妻鏡は「しかりしより以降、東国皆その有道を見て、推して鎌倉主となす」と書く。この時から東国の武士達は頼朝を鎌倉主(鎌倉殿)と推戴したする。 これを鎌倉幕府の始まりとする説が有力になっている。これは鎌倉幕府自身の歴史観になる。「『吾妻鏡』が右の一文を記していることは、鎌倉幕府自身がこの頼朝の大倉邸入りをもって、鎌倉幕府の正式なスタートであったと考えていたことを示している」(細川重男『頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」』朝日新書、2021年、155頁以下)。 鎌倉殿誕生を幕府の開始と見る立場は、朝廷から何かを認められたことが重要ではなく、東国武士団が朝廷とは無関係に頼朝を自分達の主と認めたことが重要とする。一方で、この時点では南関東を勢力圏とする地方政権であり、日本史上の制度としての幕府の始まりとしては弱い。 その後の出来事は鎌倉幕府の発展過程となる。故に2022年のNHK大河ドラマのタイトルは『征夷大将軍の13人』ではなく、『鎌倉殿の13人』となる。

Posted by ブクログ

2022/10/30

「鎌倉殿の13人」がきっかけで読みました。 メインは源頼朝と御家人の話。 文章も読みやすく、史実をペースに書かれているので、大河と比較してみるのもいいかも。

Posted by ブクログ

2022/07/18

大河「鎌倉殿の13人」と並行して読み進めていたが、途中から一気に最後まで読んだ。史実と著者の視点による解釈が比較ができて面白かった。

Posted by ブクログ

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