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異形の政権 菅義偉の正体 祥伝社新書637

佐藤優(著者), 山口二郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2021/09/01
JAN 9784396116378

異形の政権

¥110

商品レビュー

3

6件のお客様レビュー

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2023/03/02

左翼の歯ぎしり以下・・・。

佐藤優さんが相手に成っているので、少しは読める話に成っているのかと思ったが、この山口と云う御仁は本当に大学教授なのか、心から疑問を感じた。 国会前で「安倍~!貴様は人間じゃない!!叩っ斬ってやる~!!!」と叫んだ事実と共に、このお花畑な左翼平和本はいつまでも、歴史に残る事だろう...

佐藤優さんが相手に成っているので、少しは読める話に成っているのかと思ったが、この山口と云う御仁は本当に大学教授なのか、心から疑問を感じた。 国会前で「安倍~!貴様は人間じゃない!!叩っ斬ってやる~!!!」と叫んだ事実と共に、このお花畑な左翼平和本はいつまでも、歴史に残る事だろう。 学長も学長なら、教授も教授なのか・・・? この大学のOBでなくて良かったと心から思う。

左衛門佐

2023/08/13

安倍政権では官邸への権力集中に反比例して、霞が関(官僚)に緩みが生じた。 こんな政治の状態を放置しておくと日本は奈落の底に沈む、というのが佐藤優さんの心配事だ。 出版時は菅政権だったのでこんなタイトルだが、現状理解のために自民党政権の変遷や世界の状況も再確認している。 本書は...

安倍政権では官邸への権力集中に反比例して、霞が関(官僚)に緩みが生じた。 こんな政治の状態を放置しておくと日本は奈落の底に沈む、というのが佐藤優さんの心配事だ。 出版時は菅政権だったのでこんなタイトルだが、現状理解のために自民党政権の変遷や世界の状況も再確認している。 本書は菅政権の問題点を明らかにし、その解決策を示そうとしたものだ。 だが、菅政権の分析は2章までの70ページで、総じて民主主義の危機を論じている。 スウェーデンに民主主義の多様性の調査機関V-Demがある。 この機関によると、民主主義から権威主義へは 「選挙によって政権獲得 → メディアと市民社会の弾圧 → 社会を分断 → 敵対者を貶める → 選挙をコントロール」 の段階を経るとしている。 まさに、トランプ前大統領が取ってきた手法と一致する。 日本も同様に、民主主義から権威主義に傾いている。 権力の内側・外側の両方から権力構造を明らかにし問題を正すことが、民主主義を取り戻すために必須の作業だ。 山口二郎さんは、立憲民主党を核とする野党共闘で政権交代することが適切と考え活動している。 佐藤優さんは、混乱を避けるため政権交代はせずに、与党と官僚機構の綱紀粛正を実現させるのが良いとしている。 "おわりに"の日付が2021年8月なので、コロナが蔓延する中で東京五輪が行われていた頃に本書は書かれている。 菅政権の終わりは2021年9月末だから、本書の出版時には菅は次期総裁選に出馬できない状況に追い込まれている。 本書では、佐藤さんも山口さんも、菅政権はふらふらしながらもしぶといと予想していた。 ところが自民党は、前回の総裁選で一度潰した岸田を総理にした。 自民党内部のくだらない権力争いの結果なのだろう。 さて、最近はレビューが長くなりがちなのだが、本書で明かされた菅義偉の正体にも触れておこう。 タイトルにある「異形の」は、菅政権の姿を分析して出てきた言葉だ。 菅義偉が、これまでの総理大臣と明確に異なるのは、 ・派閥に属さない ・叩き上げ(世襲議員ではない) であることのようだ。 このことが、人を信用しない、任せられない=自分で決める。という基本姿勢を生み、いろんな人事にも表れている。 2020年9月14日、安倍晋三氏の後任の自民党総裁として選出された菅義偉氏は、決意表明のなかでこう語った。 「私が目指す社会像。それは自助、共助、公助、そして『絆』であります」 「まずは、自分でできることは自分でやってみる。そして、地域や家族で助け合う。その上で、政府がセーフティーネットで守る」 ライバルを蹴落としながら競争に勝ってきた人は、自分の努力の賜物だと自己評価する。 ダメなやつは努力してないからだと決めつけがちだ。 そして自分の足を引っ張る奴を遠ざける努力も惜しまない。 菅首相による日本学術会議会員6名の任命拒否とその理由を話さない姿勢は問題視された。 この6人は、特定秘密保護法を「民主主義の基盤そのものを危うくしかねない」と批判したり、安全保障関連法に反対している。 つまり、菅義偉が強く関わった法案を強く非難した(気に食わなかった)人達だ。 菅さんは、政治思想としてマキュアヴェッリを信奉しており、政治姿勢の特徴である「答えない、説明しない」も正にその教えに従っている。 昔は、「無知なやつら(国民)には本心や真実は隠して、良い方向(自分の理想)に導く」不言実行が有能だとされていた。 今の時代は情報の検索が容易になり、隠し事がしにくくなったので、有言実行・正直丁寧で信頼と共感を得ることが好まれる。 日本社会をこうしたい!というビジョンを語らず、政治や社会の不備は国民の自己責任に押し付けた菅政権は想定以上に国民から嫌われた。 それでも、野党はそれ以上に信頼を失っているし、次期総裁候補と期待される政治家も見当たらない。 「誰でも代わり映えしないなら菅のままでいいか」というのが当時の空気だったから、佐藤さんも山口さんも菅政権継続との予想が外れた。 今後の日本の経済状況次第なのだろうが、(既に2年になる)岸田政権は長く続きそうだ。 今は統一教会の問題の冷却期間が必要だし、「誰でも代わり映えしないなら岸田のままでいいか」という雰囲気。 自民党の支持理由のトップは、 「ほかの政党より良さそうだから」 内閣の支持理由のトップは、 「他の内閣より良さそうだから」 内閣改造するたびに「他の内閣」になるのだから、日本の政治はどんどん劣化しているということ。 改善が望めないなら劣化させないように、ということで現状維持を選択するのが今の日本か… (-_-;

Posted by ブクログ

2022/12/25

この本が出た時はまだ菅政権だったんだなあ、と改めて思った。去年の話なんだなあ。確かにちょっと変わった政権だったなあ。

Posted by ブクログ

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