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秘密 異形コレクション 51 光文社文庫

アンソロジー(著者), 井上雅彦(著者), 織守きょうや(著者), 斜線堂有紀(著者), 櫛木理宇(著者), 澤村伊智(著者), 山田正紀(著者), 皆川博子(著者), 平山夢明(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2021/06/16
JAN 9784334792084

秘密

¥825

商品レビュー

3.4

8件のお客様レビュー

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2024/01/16

異形コレクションシリーズ51冊目。 今回のテーマは「秘密」。 「インシデント」黒澤いづみ 当人にはめちゃくちゃホラー。 「胃袋のなか」最東対地 留守録だけで進んでいくのが面白い。 「世界はおまえのもの」平山夢明 なんか好き。

Posted by ブクログ

2022/04/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分の境遇と似ていることもあり、没入感高めでゾクッとさせてもらったのは黒澤いづみ「インシデント」。死の恐怖を描いた斜線堂有紀「死して屍知る者無し」は良い感じに価値観を揺さぶってくれる。小中千昭「モントークの追憶」は90年代のオカルトブームから現代の陰謀論が地続きなんだと思えてゾクゾクした。個人的に最もおもしろかったのが平山夢明「世界はおまえのもの」。読者を馬鹿にしたような登場人物の名前や、掲載して大丈夫か心配になるような暴言の数々。しかし物語の構成は見事で、読後感もすっきり。

Posted by ブクログ

2022/03/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

織守きょうや「壁の中」 壁の中にはやっぱり死体があるべき 小説家の元に自身の作品のキャラクターが訪ねてくる、という設定は定番だけどやっぱり好きだな 坂入慎一「私の座敷童子」 これすごい面白かった 座敷童子を飼っている家の話 黒澤いづみ「インシデント」 新型ウイルスが蔓延した世界の話 コロナっぽいけどぜんぜん違って普通にホラー リモートワーク中にウェブカメラで相手の変異を見てしまうっていうのがいいな 斜線堂有紀「死して屍知る者無し」 人間は望んだ動物に転化する、と聞かされていたが…という話 面白かった 最東対地「胃袋のなか」 拝み屋さんめっちゃ強くて好き、白石くんの映画に出てきそう 飛鳥部勝則「乳房と墓――綺説《顔のない死体》」 蟹味噌が好物だからって脚を捨てるなんてとんでもない! 中井紀夫「明日への血脈」 フリーセックスみたいな話 井上雅彦「夏の吹雪」 情景が好きだな、車箪笥や猫脚箪笥にまたがって戦うとか、スノードームとか、サーカスとか 櫛木理宇「蜜のあわれ」 これすごい好き、レストランで食事をしながら会話で事の真相に迫っていく感じ 設定がSFで面白かった、食事の描写もとても良い 嶺里俊介「霧の橋」 霧の中を進んでいくと別の世界へいってしまう、っていうの好き 澤村伊智「やまねこ または怪談という名の作り話」 タイトルの「やまねこ」は漢字 薄気味悪い話だな~って思って読んでたらえ!?ってなる、笑った 山田正紀「嘘はひとりに三つまで。」 タイトルすごい好きだな、カウンセラーが患者ひとりに対して三つまで嘘をついていいってとこからきてる 話は死んだ男の真相に迫ってく系 雀野日名子「生簀の女王」 たこさんつよい 皆川博子「風よ 吹くなら」 よくわからん、詩みたい 小中千昭「モントークの追憶」 コロナと陰謀論の話 平山夢明「世界はおまえのもの」 幸せにしたい人間の名前を書くと大金が入る本を手に入れた男の話 めっちゃ好き、最後にタイトルが回収されるのも良い

Posted by ブクログ

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