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保身 積水ハウス、クーデターの深層

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2021/05/28 |
JAN | 9784041097564 |


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商品レビュー
4.2
19件のお客様レビュー
真の意味での「ガバナンス(=企業統治)」とは…?
2021年8月読了。 当該の地面師の事件だけは何となく憶えていましたが、それが積水ハウスを相手にした、これ程「根深い性悪」な事件であったとは全く知りませんでした。そして、まだ「決着」が付いていない事にも…。 それにしても、積水のやり方(社史)は良くも悪くも「日本的企業...
2021年8月読了。 当該の地面師の事件だけは何となく憶えていましたが、それが積水ハウスを相手にした、これ程「根深い性悪」な事件であったとは全く知りませんでした。そして、まだ「決着」が付いていない事にも…。 それにしても、積水のやり方(社史)は良くも悪くも「日本的企業経営」の典型なんですねぇ…。高度経済成長期等を思えば、一概に「悪い」と斬って捨てる訳にもいかず、さりとて「クーデター」の詳細を読めば、自己保身にのみ長けた経営陣の浅ましさが際立っており、耐えられずに辞職された方々の気持ちを思うと居たたまれない気持ちに成りました。 私たち日本人は、もう一度「資本主義」について学び直さなくてはならない時なのかもしれません。そんな謙虚な気持ちにさせてくれた本作は、企業人はもちろんより多くの方々にも、目を通していただきたい貴重なレポートであると思いました。 それにしても、消滅した最終的な差額の52億円前後のお金って、何処へ消えたんでしょうね……。
左衛門佐
フィクションを読む前に本当の事件のことを詳しく知りたくて。本当に解せないことばかり。何億という大金、なぜ振込ではない?支払いを急いだのはなぜ?裏を取らず疑いがあっても突っ走るなんて、稟議を通した人全員、何かしら受け取っているんではないか、と疑いたくなる。誰がどう見ても真っ黒という...
フィクションを読む前に本当の事件のことを詳しく知りたくて。本当に解せないことばかり。何億という大金、なぜ振込ではない?支払いを急いだのはなぜ?裏を取らず疑いがあっても突っ走るなんて、稟議を通した人全員、何かしら受け取っているんではないか、と疑いたくなる。誰がどう見ても真っ黒という輩が現在も会社の大役を担い、疑いを持ち行動を起こした人達が会社を追われる。納得いかない。守秘義務やプライバシーを尊重って言葉、不祥事を起こしたフジでもよく使われているが、物は言いよう。社員たちはどう読むのだろう。
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地面師たちを見るのが遅れたところ、考察トークに乗り遅れた結果、ここまで行き着いた。。 後半の新会長の株主総会や取材への対応は流石に腹立たしくなってきたとともに、 自分が株主になっている企業に議決権を行使するとき、選挙に投票するときはちゃんと議案を読んで自分なりに意見者として投稿し...
地面師たちを見るのが遅れたところ、考察トークに乗り遅れた結果、ここまで行き着いた。。 後半の新会長の株主総会や取材への対応は流石に腹立たしくなってきたとともに、 自分が株主になっている企業に議決権を行使するとき、選挙に投票するときはちゃんと議案を読んで自分なりに意見者として投稿しようと思いました。 印象的だったのは、経営者の会話は環境、教育、貧困について、サステナブルな問題に帰結するものだということ。 職場で全社員対象の研修として、中国の貧困問題とか、海外の政治状況について講演を定期的にされてることの意義、意図を少し理解できた。 会社で上の立場になればなるほど、結局は他人の信用を得るための泥臭い仕事に辿り着くのだなと思った。 そうはいっても、日本の大企業の蓋を開けると、トップの圧力、権力争いから、与えられた高すぎる目標が不正を助長していくブラックホールになっていることがあり得る、こうなる企業と健全な企業の違いは本当に何なんだろう。。 大事なのは、上層部が現場と目線をすり合わせること、お互いへの敬意、健全な価値観、権力分散なのかな。 インテグリティってつい最近、勤務先で初めて聞いた単語で、例に漏れず社長が気に入っているようだったけれど、積水ハウスは2017年からこの言葉が普及していたということで、企業規模1万人以上、売上4兆円を突破するような大企業ほど、新しい考えをキャッチするスピードにはたけてるのだろうなということも感じた。 地面師たちは、ドラマとして面白く、地面師側に焦点が置かれているけれど、 本の中では、この詐欺に引っかかるのは客観的にみてもおかしいということ、地面師詐欺発覚後に被害額を抑える努力をしなかったこと、などなど、ガバナンスの問題点がかなり指摘されていて、 社内に関係者がいた可能性、故意に起こした不正?など疑惑が出てくることも理解できて、自分の生きてる国の代表的な企業、政治についてもっと知っておきたいと思った。
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