養老先生すごい病気したんだな。でも淡々。仙人みたいな心境。こういう人だと病気も取り付きにくいのか？でもまるは他界しちゃったね。人が後になるのは正解なんだけど、きっと淋しいよね。対談でヤマザキマリがイタリアのホームドクターの話してたけど、この人出産の時に死ぬ思いしてるはずなのに、それでもイタリアいいと言うのね。理想は日本の医療でホームドクターあり。政治家が仕事しないから日本はあちこちガタがきてるのよ。

　猫には現在しかない。未来のことは一切考えない。自分の死についても考えない。一瞬一瞬を懸命に生きている。素晴らしいです！(^-^)　養老孟司＆中川恵一＆ヤマザキマリ「養老先生、病院へ行く」、2021.4発行。

カテゴリーが難しい…「視野を広げる」かなと思ったけど、実際読んで新しい発見は無かったし、養老さんと中川さん、あとは御三方の対談の文章だったのでエッセイに近いかなと思ってこのカテゴリーにした。 まる、かわいいねえ。 中川さんは白黒はっきりさせたいのかな？養老さんのよくやるのらりくらりな言い回しに焦れてるような印象を受けた。 本屋でちらりとみて、養老さんの新刊出てる！と思ったら図書館にもあったので借りてきた。 発行は2021年だから言うてそこまで最新でもないか。 世間の大多数から外れた価値観を持っていて、それを恥じることもなく堂々としていられるのっていいよなあ。 森博嗣さんもそんな、似たような空気を感じて好き。 それに賢いよね。正しい知識があって、自分の頭で考えている人の書く本は読んでておもしろい。 養老さん、堀江さん、森博嗣さんが似た雰囲気を感じるなぁ。 博物館のくだりを読んで、学問って極めれば極めるほど国際化していくんだと思った。 他の数学者が書いた本を読んだ時も思ったけど、知識を得て考えるっていう行為は言葉や文化が違っても本質のところは共通してるから、いとも容易く国なんて超えるんだろうな。 さらっと外国の名前が出てきて、ああそうだよねって思った。 私もそんな視野で世界を見れるようになりたい。