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不寛容論 アメリカが生んだ「共存」の哲学 新潮選書

森本あんり(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2020/12/16
JAN 9784106038600

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商品レビュー

4.3

12件のお客様レビュー

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2023/08/01

なぜ今まで宗教学に興味をもってこなかったのかと後悔してしまうほどすばらしい内容。人間が考えたものである以上、政治思想や哲学や歴史や人々の価値観にはいつも宗教の下地があることが理解できる。もっと学びたい。 価値観が異なっても許容し共存するという意味での寛容は、「トルコから世界を見る...

なぜ今まで宗教学に興味をもってこなかったのかと後悔してしまうほどすばらしい内容。人間が考えたものである以上、政治思想や哲学や歴史や人々の価値観にはいつも宗教の下地があることが理解できる。もっと学びたい。 価値観が異なっても許容し共存するという意味での寛容は、「トルコから世界を見る ――ちがう国の人と生きるには? (ちくまQブックス)」に書かれていた「ものさしは複数ある」という認識に近いし、子どもの学級内での過ごし方としてよく言われる、「みんな仲良くは難しいが平和的に共存しよう」という考え方とも通じる。 皆が「礼節をもって、暴力に訴えず、会話を遮断せずに続けるだけの開放性を維持する」ことができれば平和になるので、さほど難しくはないように思えるが、その境地に至るのが困難だから諸々の問題が生じるのではと思う。まず自らの信念によほど強い確信がなければ、他者の異なる意見に接することで自分の内部に揺らぎが生じ、不安になる。自分を不安にするものは排除しなければならない、となる。相手の態度があまりに確信に満ちていると、自らの不安定を指摘されているようで、あたかも自分が攻撃を受けたかのように感じる。攻撃を受けたら自らを守るため反撃しなければならない、となる。これらの問題をどのように乗り越えるかが、私たちが考えなければならない課題だと思う。

Posted by ブクログ

2023/04/23

BIBLIOTHECAで紹介された本。読み応えがあった。「悪を最小限に抑えるために寛容になる」というフレーズが印象的だった。

Posted by ブクログ

2023/03/07

不寛容なしに寛容はあり得ない。 自分が嫌悪する、許容できないものに対してどうするのか、という問いこそが寛容論。 わかりあうことはできないが、わからないままに受け入れることはできる。 ウィリアムズを切り口に寛容論について述べられた本。この内容でこの読みやすさはとてもよかった。 ...

不寛容なしに寛容はあり得ない。 自分が嫌悪する、許容できないものに対してどうするのか、という問いこそが寛容論。 わかりあうことはできないが、わからないままに受け入れることはできる。 ウィリアムズを切り口に寛容論について述べられた本。この内容でこの読みやすさはとてもよかった。 内容としても、筆者が述べている通り、まさに今求められる考え方なのではないだろうか。

Posted by ブクログ

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