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SDGs 危機の時代の羅針盤 岩波新書1854

南博(著者), 稲場雅紀(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2020/11/21
JAN 9784004318545

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商品レビュー

3.6

19件のお客様レビュー

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2022/11/29

ここ数年「SDGs」という言葉をよく耳にする。私の職場でもSDGsの取り組み例を募集!みたいな案内が来ていたっけ。 SDGsは「持続可能な開発目標」と翻訳されるものだが、2030年を期限とする17のゴールと169のターゲット、および232の指標を示して、地球の再生能力を超えない持...

ここ数年「SDGs」という言葉をよく耳にする。私の職場でもSDGsの取り組み例を募集!みたいな案内が来ていたっけ。 SDGsは「持続可能な開発目標」と翻訳されるものだが、2030年を期限とする17のゴールと169のターゲット、および232の指標を示して、地球の再生能力を超えない持続可能な世界を目指すという国際的な取り組みである。 本書はSDGsの概要、日本での取り組みなどが簡潔にまとめられているので、大人向けではあるけれども入門書としてはよく整理されていると思う。 SDGsをテーマにした本が数多く出版されている中で、本書のオリジナリティとして挙げたいのは、日本政府代表として国連で交渉にあたった当事者である著者が、合意文書の採択に向けた交渉過程の舞台裏を明らかにしている部分で、ここが一番面白く読めた。 まあ個人的には、SDGsの目指す方向性は疑いなく正しいという暗黙の大前提のうえで書かれているので、SDGsの理念に対して批判的な視点があまり見られないところは物足りないところではある。個々の内容を掘り下げていくと結構ツッコミどころはあるように思われ、本書の不足分を埋めるために別の本も読んでみたのだけれど・・・。(続く)

Posted by ブクログ

2022/05/19

SDGについての研究書ではなく、政治的説明の本であった。民間運動についても少しは説明されている。卒論で研究するために、SDGについて政治的な説明としてはいいかもしれない。グレタさんについても少しは言及しているが、ほんのわずかに触れているだけでその説明はほとんどない。グレタさんにつ...

SDGについての研究書ではなく、政治的説明の本であった。民間運動についても少しは説明されている。卒論で研究するために、SDGについて政治的な説明としてはいいかもしれない。グレタさんについても少しは言及しているが、ほんのわずかに触れているだけでその説明はほとんどない。グレタさんについてはNHKのテレビ番組で見た方がいいと思われる。

Posted by ブクログ

2022/04/10

最近耳にするSDGs、なぜこんなに盛んに言及されるようになったのか、 自分達はSDGsにどう向き合っていけばいいのか、そういうことを考えてしまう人にはおすすめしたい。 近年の自然災害規模の甚大さを受けて、我々が環境に対する関心が高まっているというのも環境問題への取り組みを含んだ...

最近耳にするSDGs、なぜこんなに盛んに言及されるようになったのか、 自分達はSDGsにどう向き合っていけばいいのか、そういうことを考えてしまう人にはおすすめしたい。 近年の自然災害規模の甚大さを受けて、我々が環境に対する関心が高まっているというのも環境問題への取り組みを含んだSDGsのブームの一因ではある。 が、ESG投資の興隆に伴い、ビジネスとして環境への取り組みが真ん中に据えられたことが大きい。同じような取り組みとしてCSRもあったが、それはどちらかというと、ビジネスの周縁の取り組みのような存在だったように思う。 民間企業が本腰をいれるようになったのが、SDGsのブームの大きな一因であるといえる。 また、あまりにも多すぎると思われがちなゴールと目標も実は大きな意味を持っている。 17のゴールと169のターゲットがあることによって、どれかには必ず自分達が当てはまるというのが世界的にも大きな関心ごとになった要因となっている。 前身MDGs(そもそもこの単語を本書を読むまで知らなかった)ではどちらかというと途上国の発展、飢餓・貧困の根絶が謳われ、じぶんごとではない先進国での関心は低かった。その反省を生かし、今回のSDGsは先進国でも発生する相対的貧困や地域格差など国の中の問題にも焦点が当たっている。 MDGsの反省を踏まえた包摂度の高さがターゲットの多さになっているのだが、その包摂度の高さこそが世界のあらゆる国・地域のあらゆる立場の膨大な数の人々の参画によるSDGsの成立を成功させたといえる。つまりみんながみんな自身の関心ごとをSDGsの中に見ることができたので、成立できたと。(筆者が外務省勤務でまさにこのSDGsの交渉担当であり、国連会議の決議までのリアルな動きが記述されているのも本書の特徴の一つである。) まさにこれは我々個人にも適用される。つまり、17のゴール、169のターゲットから、自分達の関心や興味、問題を踏まえて選び取ればいい。関心や興味などがまだ漠然としている人はSDGsのターゲットや取り組みなどを見て、どれが一番関心があるかを考えてみる、問題の見取り図としての機能も果たす。 なにか急に現れたSDGsというカタカナ語に毛嫌いせず、少し中をのぞいてみる、そのための一歩に本書はなり得ると思う。

Posted by ブクログ

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