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きのうのオレンジ

藤岡陽子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2020/10/26
JAN 9784087717280

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商品レビュー

4.4

146件のお客様レビュー

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2024/05/08

藤岡陽子のきのうのオレンジを読みました。 原題は夕空のうらがわでした。 きのうのオレンジは、どういう意味か読む前は計りかねていたのですが、登山靴の色のようです。 主人公の遼賀は専門学校を出てからレストランに就職。 店長をしていましたが、堪えられない胃痛に襲われ店員のすすめもあり病...

藤岡陽子のきのうのオレンジを読みました。 原題は夕空のうらがわでした。 きのうのオレンジは、どういう意味か読む前は計りかねていたのですが、登山靴の色のようです。 主人公の遼賀は専門学校を出てからレストランに就職。 店長をしていましたが、堪えられない胃痛に襲われ店員のすすめもあり病院へ。 そこで高校の同級生の女性看護師矢田に再会します。 まさかの末期胃がん。 兄弟として育った恭平と雪山の遭難。 闘病生活とその心理が良く描かれています。 映画になって欲しいですね

Posted by ブクログ

2024/04/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

兄、遼賀の優しさが切なさを増幅させる。 優しすぎるよと何だか泣けてしまった。 癌がじりじりと迫る恐ろしさ。 新薬に挑戦しようとするも直前で引き返す辺り、勢いに流されずにちゃんと立ち止まれるあの場面に強く家族愛を感じた。大事な人なんだという想いに溢れていて好きな場面の一つだった。 弟恭平も真っ当な教師でとても魅力的だった。こんな教師が世に溢れてくれたらとつい願ってしまう。いじめの首謀者だった生徒に真っ直ぐ届いていて欲しい。 冬山の恐ろしさは私も雪国育ちなのでとても分かる。その楽しさも。 山にはその人の本性を剥き出しにしてしまう恐ろしさもあるが、山に登った全員が気持ちの良い人達で読後感が非常に良い。 いい小説を読めました。

Posted by ブクログ

2024/04/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

働き盛りの30代でがん宣告なんて、どれほどの衝撃かと…思考が拒否して、しっかりとした想像力が働かない。 それでも闘病の描写も投げ出さずに読了できたのは、作中に人の優しさが散りばめられていたからでした。オレンジ色の靴がキーポイントにも感じるし、実家と職場のレストランで生った蜜柑もオレンジ色、山で感じたまぶた裏の夕陽もオレンジ色…( ;∀;) 明日を生きる大切さなんかも考えさせられました。 『不安、恐怖、後悔…。この3つを口にする患者さんが多いかな。』 『自分が無力であることを突きつけられる。それなのに、こんな状態でもまだ必死になって探している。自分にもまだ何かできることがあるのではと、その何かを探している。』 2024.4

Posted by ブクログ

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