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同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか 講談社現代新書2579

鴻上尚史(著者), 佐藤直樹(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2020/08/19
JAN 9784065206621

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同調圧力

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商品レビュー

3.6

59件のお客様レビュー

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2023/11/05

日本社会は村社会で、同調圧力がとても強くて生きにくい。個性を埋没させされてしまうという話。その通りでよく分析されていると思うのだが、じゃあどうやって生きていったらよいか、各自で考えてという意図だろうけど、問題提起に関する続編を読みたい。

Posted by ブクログ

2023/10/03

これはよい問題提起の本。実際、この本にあるような”同調圧力”はあるし、よいものではまったくないと思う。それを直視して変えていくことがとても重要だと思う。安易な解決を、それも人に求めるのではなくて、ここで語られているようなことを安直に否定したりせずに、きちんと見据えて変えていくこと...

これはよい問題提起の本。実際、この本にあるような”同調圧力”はあるし、よいものではまったくないと思う。それを直視して変えていくことがとても重要だと思う。安易な解決を、それも人に求めるのではなくて、ここで語られているようなことを安直に否定したりせずに、きちんと見据えて変えていくことが重要だと思う。このテーマを扱った本の中で、とっかかりとしてとてもいいと思います。ぜひ読んでみて!

Posted by ブクログ

2023/09/10

〝社会〟と〝世間〟の違い、そして世間が〝同調圧力〟を作り出している、と本書は解説。自粛警察などの現象を踏まえて、コロナ禍は戦時下のようであるとも述べています。震災時もコロナ禍も特別な罰則を設けずとも暴動などが起きずにいるのは日本人の民度というよりも、海外には無い〝世間〟の中にいる...

〝社会〟と〝世間〟の違い、そして世間が〝同調圧力〟を作り出している、と本書は解説。自粛警察などの現象を踏まえて、コロナ禍は戦時下のようであるとも述べています。震災時もコロナ禍も特別な罰則を設けずとも暴動などが起きずにいるのは日本人の民度というよりも、海外には無い〝世間〟の中にいるからであると。 世間は〝変化を嫌う〟特徴があり、同調圧力は〝異論を唱える者を暗黙のうちに自分たちと同様に行動するよう強制すること〟であり、それぞれ日本特有且つ根強い文化でもあります。 世間には幾つかのルールがあり、一つにはお中元やお歳暮を代表する〝お返し〟。貰ったら返すルールがあるからこそ、LINEの既読スルーが問題視されると言えます。二つ目は〝身分制〟。スクールカーストやママ友内でのカースト、年功序列の上下関係のルールがありながら、三つ目は〝平等主義〟のルールもあります。「みんな平等であるべきだ」という意識があるから、得をしているように見える相手を僻む。そして同調圧力が起こる。象徴的な言葉は「出る杭は打たれる」。圧力は人の行動を抑制するだけでなく最終的に村八分や差別も生みます。 社会と世間の違いについては様々な言い方がされていますが、しっくり来たのは「社会は個人の集合体」「世間は個人の不在」です。 世間には個人がいない。しかし個人は他者から肯定や承認をされたい欲求を持っているので、だからこそ正義の言葉を振りかざした排他的な攻撃がネットで起きやすくなっていると言えます。 恐らくこの先も日本から世間が消滅することは無いと思いますが、同時に、大切なのはやはり世間ではなく社会を意識することだと思いました。自分の家庭や職場に関連する身近な世間だけではなく、複数の様々な世間に入ってみること(見聞きするだけではなく属すること)で、一つの世間に囚われず、個人の存在も強く感じられるようになっていく。それが〝社会に属する〟ということなのではないでしょうか。

Posted by ブクログ

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