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黄色い部屋の謎 新訳版 創元推理文庫
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黄色い部屋の謎 新訳版 創元推理文庫

ガストン・ルルー(著者), 平岡敦(訳者)

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黄色い部屋の謎 新訳版 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2020/06/30
JAN 9784488108045

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商品レビュー

3.5

22件のお客様レビュー

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2024/10/12

『十角館』フェアのアガサ→ポウ→カー→エラリイ→ヴァンに続いて、6人目「ルルウ」こと、ガストン・ルルー初読み。 『オペラ座の怪人』で有名なガストン・ルルー。 移動手段は馬車の時代。1908年と年代が古いので読みにくいかと心配だったけど、さすが新訳版!読みやすくスラスラ読める。 ...

『十角館』フェアのアガサ→ポウ→カー→エラリイ→ヴァンに続いて、6人目「ルルウ」こと、ガストン・ルルー初読み。 『オペラ座の怪人』で有名なガストン・ルルー。 移動手段は馬車の時代。1908年と年代が古いので読みにくいかと心配だったけど、さすが新訳版!読みやすくスラスラ読める。 内側から施錠された完全な密室で令嬢が襲われた。犯人は一体どこに消えたのか… 謎に挑むのは、弱冠18歳の新聞記者ルルタビーユとパリ警視庁警部ラルサン。 犯人がわかってもなかなか明かさずに、かなり焦らされる。 でも全てがわかった時に、密室トリックの謎と、なぜ焦らされたのかに「なるほど〜!」とすごい納得できた。 キーワードのような伏線回収も面白かった。 ・古典が好き ・空間が狭ければ狭いほど好き ・心理的要素が絡んでいるのが好き という自分の好みにピッタリだった。 最後まで読んで、もう一度最初からザーッと読んでしまったくらい面白かった。 何度も読みたいのでこの本は購入しよう(^o^)  (※私の好みはだいぶ偏ってるのでオススメはしません) 解説によると、この作品は密室を扱った最古典の長編ミステリとのこと。 この時代にもうこんなに完璧な密室殺人の小説が出来上がっていたとは。 ディクスン・カー『三つの棺』の密室講義の中でもフェル博士が史上最高だと言ってたな。 作中で『モルグ街の殺人』と『まだらの紐』のがっつりネタバレしてた。 この作品を読む人は当然読んでいるから問題ないんだろうけど、私も先に2作品を読んでて良かった。 そして、続編を匂わす言葉を残して終わったと思ったら、この作品には『黒衣婦人の香り』という続編があるとのこと。でも新訳版が出てない(;_;) 『十角館』フェアも残すは1人だけ! 「オルツィ」ことバロネス・オルツィ。 オルツィは作品数が少なくて、『紅はこべ』か『隅の老人』のほぼ2択。 2択はさすがに選択肢少なすぎる。。。(T_T) 『紅はこべ』は歴史小説で無理だし、『隅の老人』は新訳版が出てないので読みづらそう…。 でも綾辻さんが選んだ7人だから、きっとオルツィも読んだら何か感じるんだろうな。 いつかオルツィにもチャレンジしよう(*´∀`) 『十角館の殺人』を読んだ時には、アガサしかよくわからなくて、ルルウは男性か女性かすらわからなかった。 そのルルウがこんなに面白かったとは! 読んでみて良かった。嬉しい驚きだった。 ★10

Posted by ブクログ

2024/05/16

『ミステリの傑作』×『密室』という文字に誘われて。 オペラ座の怪人と同じ著者。 100年以上前の1907年にフランスの週刊新聞に 連載されていたミステリー。 今でこそ定着したクローズドサークルも 当時は画期的だったことが窺える。 序盤は面白かったものの場面展開も少なく ダラダ...

『ミステリの傑作』×『密室』という文字に誘われて。 オペラ座の怪人と同じ著者。 100年以上前の1907年にフランスの週刊新聞に 連載されていたミステリー。 今でこそ定着したクローズドサークルも 当時は画期的だったことが窺える。 序盤は面白かったものの場面展開も少なく ダラダラ続く犯人探しに心が折れそうになった。 (図書館で借りた本なら辞退していたと思う) 最後まで読んでよかったと思える結末ではあった。 『黒衣夫人の香り』という続編も気になるが ここでごちそうさま。

Posted by ブクログ

2024/05/06

GW中に海外の古典ミステリーを読み直そうって思って。高校生のころに読んだ時は70年ほど前の作品だったけど、今や120年ほど前の作品になってしまいました。新訳になったので新たな気持ちで。 作品は「オペラ座の怪人」の原作者として有名なガストン・ルルー。この作品の探偵役は、18歳の記...

GW中に海外の古典ミステリーを読み直そうって思って。高校生のころに読んだ時は70年ほど前の作品だったけど、今や120年ほど前の作品になってしまいました。新訳になったので新たな気持ちで。 作品は「オペラ座の怪人」の原作者として有名なガストン・ルルー。この作品の探偵役は、18歳の記者ルルタビーユ。探偵として読む分にはいいけど、どうも好きになれないタイプ(大概の海外ミステリーの探偵は、大げさと言うほど思わせぶりで、自信満々で、他人を小ばかにするから嫌い) トリックもすっかり忘れていて新鮮な気持ちで読めました。120年ほど前の世界、科学捜査もない時代だから論理だけが優先される感じ。科捜研の女に捜査してもらったらすぐに解明されちゃうかも

Posted by ブクログ