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おばんざい 秋と冬 京の台所歳時記 河出文庫

秋山十三子(著者), 大村しげ(著者), 平山千鶴(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2020/06/08
JAN 9784309417530

おばんざい 秋と冬

¥495

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2023/01/27

やわらかな響きのことばが連なり、ところどころ意味をつかみかねつつも、ゆるゆると読んでゆける。夜更けに聴くラジオのような、一編ずつは短い随筆集。 京都の野菜や日々のおかず、決まりごと、失われかけている風習・・・1964年初出ということで、いまはもう誰もやっていないようなことも、含ま...

やわらかな響きのことばが連なり、ところどころ意味をつかみかねつつも、ゆるゆると読んでゆける。夜更けに聴くラジオのような、一編ずつは短い随筆集。 京都の野菜や日々のおかず、決まりごと、失われかけている風習・・・1964年初出ということで、いまはもう誰もやっていないようなことも、含まれているかもしれない。 食べることにまつわる厚み、深みを端々に感じる。

Posted by ブクログ

2021/10/19

おばんざい。 そう聞くと、ほとんどの方が「京都の料理」というイメージを浮かべるだろう。 でも、おばんざいは、特別な料理ではなく、おかず。 おかずだから、高級なものでも、贅沢なものでもなく、庶民の味が個々の家家にあるもの。 この本の大本は、1964年の京都新聞に掲載されたエッセイ...

おばんざい。 そう聞くと、ほとんどの方が「京都の料理」というイメージを浮かべるだろう。 でも、おばんざいは、特別な料理ではなく、おかず。 おかずだから、高級なものでも、贅沢なものでもなく、庶民の味が個々の家家にあるもの。 この本の大本は、1964年の京都新聞に掲載されたエッセイ。 1964年というと、57年前。 なのに、この本を読んでいると、古さを感じない。 まあ、たしかに、セピア色をした風景を思い出しはするけれど、今でも、代々続く京都のお家ではありそうなエピソードたち。 (実際は、廃れてしまった文化も多いが) ほっこりする話。 あわい話。 ちなみに、わたしが読んでいて、出てくる言葉に違和感を感じないのは、京都検定を受けたからだと思う。 京都検定で覚えた知識そのものがこのエピソードたちだったりしたから。 もし、これから京都検定を受けようかな?と思う方がいたら、ぜひ、これを読んでおくと、「丸暗記」では終わらず、しっかり知識が根付くと思う。 楽しい本でした。

Posted by ブクログ

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