- 中古
- 書籍
- 文庫
おばんざい 秋と冬 京の台所歳時記 河出文庫
定価 ¥792
¥495 定価より297円(37%)おトク
獲得ポイント4P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2020/06/08 |
JAN | 9784309417530 |
- 書籍
- 文庫
おばんざい 秋と冬
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
おばんざい 秋と冬
¥495
在庫なし
商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
やわらかな響きのことばが連なり、ところどころ意味をつかみかねつつも、ゆるゆると読んでゆける。夜更けに聴くラジオのような、一編ずつは短い随筆集。 京都の野菜や日々のおかず、決まりごと、失われかけている風習・・・1964年初出ということで、いまはもう誰もやっていないようなことも、含ま...
やわらかな響きのことばが連なり、ところどころ意味をつかみかねつつも、ゆるゆると読んでゆける。夜更けに聴くラジオのような、一編ずつは短い随筆集。 京都の野菜や日々のおかず、決まりごと、失われかけている風習・・・1964年初出ということで、いまはもう誰もやっていないようなことも、含まれているかもしれない。 食べることにまつわる厚み、深みを端々に感じる。
Posted by
おばんざい。 そう聞くと、ほとんどの方が「京都の料理」というイメージを浮かべるだろう。 でも、おばんざいは、特別な料理ではなく、おかず。 おかずだから、高級なものでも、贅沢なものでもなく、庶民の味が個々の家家にあるもの。 この本の大本は、1964年の京都新聞に掲載されたエッセイ...
おばんざい。 そう聞くと、ほとんどの方が「京都の料理」というイメージを浮かべるだろう。 でも、おばんざいは、特別な料理ではなく、おかず。 おかずだから、高級なものでも、贅沢なものでもなく、庶民の味が個々の家家にあるもの。 この本の大本は、1964年の京都新聞に掲載されたエッセイ。 1964年というと、57年前。 なのに、この本を読んでいると、古さを感じない。 まあ、たしかに、セピア色をした風景を思い出しはするけれど、今でも、代々続く京都のお家ではありそうなエピソードたち。 (実際は、廃れてしまった文化も多いが) ほっこりする話。 あわい話。 ちなみに、わたしが読んでいて、出てくる言葉に違和感を感じないのは、京都検定を受けたからだと思う。 京都検定で覚えた知識そのものがこのエピソードたちだったりしたから。 もし、これから京都検定を受けようかな?と思う方がいたら、ぜひ、これを読んでおくと、「丸暗記」では終わらず、しっかり知識が根付くと思う。 楽しい本でした。
Posted by