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たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2020/05/29 |
JAN | 9784488028107 |
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たかが殺人じゃないか
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商品レビュー
3.6
144件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2021年版『このミステリーがすごい!』、2020年『週刊文春ミステリーベスト10』、2021年版『ミステリが読みたい!』と、3つのミステリーランキングで堂々第1位を取った傑作!と言う謳い文句に釣られて、図書館にあったこの本を借りた。 確かに面白かった。但し推理とかトリックとかいう、いわゆる推理小説的内容がではなく、敗戦後の混乱がまだまだ続いていた頃の昭和の雰囲気がよく伝わってきたし、その雰囲気の中で個性豊かな主人公たちが、青春のど真ん中を自分なりの感情、感覚、正義感を持って生き、行動していく姿が面白かった。 それにしてもRAAなんて、この小説を読んで初めて知った。本当に時代が時代だとしても馬鹿げた政策が実際行われていて、馬鹿げた思想がまかり通っていたのだなと思った。勿論、私がこの小説を読んで感じたことであり、他の人たちの考え感想は違うかも知れないし、当時の人たちの実際の思い考え方は分からないけれども。 とにかく私的には、時代背景や登場人物の個性がよく描かれていて、怒りを感じたり泣きそうになったりして面白く読めた。 ただ推理小説として読む場合、「密室殺人事件」のトリックは理屈では不可能ではないし、密室の理由もトリックとの組み合わせではそうなるだろうと思える。「バラバラ殺人事件」も同様でトリック、その理由は理屈上分かる。が、まぁ実際は無理だろうとも分かる。私の個人的感想だけど、推理小説で描かれている犯罪って現実的には不可能犯罪が多いよなぁと思う。つまり推理小説としてはトリックの方法は別としてありふれた内容だと思う。 まぁ、私は推理小説好きだから面白く読めました。「名探偵○○○」も好きだし、「真実はいつもひとつ」と言う決め台詞も好きだし。
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昭和24年の高校生が織りなすミステリーだが、やはり時代を感じる描写である。 殺人事件の犯人は… う〜ん、ちょっと不可解な終わりかたでもやっとしてしまった。 外出中に読んだこともあり、集中できなかったこともあるのかも…
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昭和24年を舞台に高校生たちが謎解きをする物語だが、当時の雰囲気が随所に描写されており楽しみながら読破した.別宮操が主人公という設定だが、勝利や礼子・弥生らの活躍も素晴らしいと感じた.密室で殺害された徳永信太郎、郡司英輔が解体された事件を推理する中で那珂一兵が謎解きをする過程が非...
昭和24年を舞台に高校生たちが謎解きをする物語だが、当時の雰囲気が随所に描写されており楽しみながら読破した.別宮操が主人公という設定だが、勝利や礼子・弥生らの活躍も素晴らしいと感じた.密室で殺害された徳永信太郎、郡司英輔が解体された事件を推理する中で那珂一兵が謎解きをする過程が非常に楽しめた.犯人が判明していくスリルが何とも素晴らしいと感じた.戦前の思想に凝り固まった輩が、起こした事件が発端という設定も非常に妥当なものと思う.戦後間もない時代の生活が、団塊世代の小生としては懐かしい.
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