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星に仄めかされて
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星に仄めかされて

多和田葉子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2020/05/20
JAN 9784065190296

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商品レビュー

4.1

22件のお客様レビュー

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2024/03/17
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※このレビューにはネタバレを含みます

読み終えた。……分からない。 ますます、迷路の中に入り込んだ感じだ。 三部作二冊目。Susanooの言葉を取り戻すために病院に入ることに、そこにみんなが集まるという話。 病院での話とクヌートの母親の恋愛とノラとナヌークの病院までの道中話と。 話があちこちに散っていて、何を読んでたかなと思う。 最初に出てくる、『ムンン』もよくわからなかったけど、Susanooが「ツクヨミ」と言っているという点から『ムーン』なのかなと思う。差別的な人物も出てくるけど……これは皮肉なのか、何でもかんでもうるさい時代だなという話なのか?と思って読んでしまった。 障がい者のムンンは差別を気にもしてないのにという事なのかな。 全部の出来事が中途半端と思っていたら、いきなり『夢か現実か分からない船のチケット』がみんなの前に現れて『船に乗ろう』で終わってしまった。 がっつりファンタジーに見えた。それとも、ムンンは言葉が上手く使えなくて、現実と幻想の境目も曖昧でそうなってるだけなのか……。 意味が分からない事が多すぎて、これ次で『面白い』に転じそうにはないなと思う。 ついでにちょいちょい性的なワードが入ってる。男性キャラってキツイなと思ってたら 『色あせたペニスみたいなソーセージが並んでいた。』168p この一言で、ああ、それはないなと思った。ついでにこれ、食事を選ぶシーンに書いてある。5歳児キャラなら分かるけど、そういうふざけたキャラではないし、そういうシーンでもない。 この後にセックスに関するシーンがあるとか、そういうのでもないので……食欲がないという意味かと思えばそういう描写でもない。たぶん、この描写がかっこいいと思ってるんだろうな。というぐらいしか分からないけど、これで食欲湧いて、ソーセージ食べようと思う人がどれだけいるんだろうか。私は無理だなと思った。この一文で、訳の分からなかった物語を理解しようとして読むのもやめようと思った。そういう世界の人なのだと切り捨てて読む事にする。 一冊目よりきつかった二冊目。

Posted by ブクログ

2024/01/02

現実だと思って読んでいると、突然夢の話のような、SFのような要素も出てくる。 記憶というのは曖昧で、そう言われたら、そんな気もする。ということがある。日本人だから分かる、少し考えてクスッと笑える、皮肉を込めた言葉遊びに、時折、今居る祖国を失ったような気になる。そうして物語にのめり...

現実だと思って読んでいると、突然夢の話のような、SFのような要素も出てくる。 記憶というのは曖昧で、そう言われたら、そんな気もする。ということがある。日本人だから分かる、少し考えてクスッと笑える、皮肉を込めた言葉遊びに、時折、今居る祖国を失ったような気になる。そうして物語にのめり込んでいく。 この先の冒険も楽しみに思う。

Posted by ブクログ

2023/06/06

前作と同じく 終わったようで終わらない不思議な物語。 どこまでが現実で、どこから虚構? たぶん日本人らしいSusanooは 母語を失ったという意味で「失語症」だと 専門医ベルマーのもとにやってくる。 最初はこの病院の人々の視点から描かれます。 前作でSusanooに関わった人...

前作と同じく 終わったようで終わらない不思議な物語。 どこまでが現実で、どこから虚構? たぶん日本人らしいSusanooは 母語を失ったという意味で「失語症」だと 専門医ベルマーのもとにやってくる。 最初はこの病院の人々の視点から描かれます。 前作でSusanooに関わった人々は それぞれの手段で彼を見舞いに行こうとする。 その旅路でおのおのの来し方を思い 未来を考え Hirukoと失われた彼女の祖国に憧れる。 「インクの田んぼ」という区やら 「大きな手の町」という街やら 他国人が微妙に変換して覚えている日本語が なぞなぞみたいでおもしろい。

Posted by ブクログ

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